■みなくさスタート

“みなくさ”は滋賀県草津市にある、南草津駅近辺をさす呼称です。南草津駅はJR琵琶湖線上の駅で、隣の草津駅と滋賀県内での乗降者数トップを毎年競っています。大学生ほか多数の乗客が利用されてます。

今回の“ろか探”目的地は、駅から路線バスで結ばれている大規模住宅街のひとつになります。駅の南東側、琵琶湖より離れた山の手にある、草津市若草〜大津市青山にまたがる地域です。

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筆者が車を運転時にここで飛び出し坊やを見かけたのが探索の発端になり、写真撮影のため今回も公共交通機関を使用しますが、途中の“収穫”も期待したく駅からは徒歩で向かうことにしました。


■前半は今後期待か

その“みなくさ”駅を出て、しばらく道を南下します。住宅街到着までに、国道1号と新幹線、名神高速と交差します。道路沿いには住宅と共に、スーパーやホームセンターなどの店舗が建ち並んでます。

もちろんここは滋賀県草津市ですから(本文最後のリンク先参照)、道路沿いには飛び出し坊やが立っています。ただ立っているのは、“(通常版)とび太くん”“草津のとびぼう”なので、紹介まではちょっと(笑)。その中でマフラーをかけてもらっていたとび太くんが居たので、画像を上に載せておきます。

ちなみに訪問した2019年以降、この区間でも個性的な飛び出し坊やが登場し始めてます。見た感じでは「仕事中」に当たるように思いますが、2022年に追加撮影しましたので一緒に紹介します。

国道との交点近くにある不動産屋さんの店舗に立つ、金槌らしきものを持つ男性と、塗装用はけを持った女性の2体がブロック塀の上に居ます。全体のフォルムはとび太くんと同じようですが、輪郭の“ゆるさ”加減から、恐らく切り抜きから自作されたのではと想像しています。

上で紹介したように“新入りさん”もいることから、住宅街に至るまでの区間も賑やかになってくるでしょう。陸橋で名神高速を跨ぐと、ようやく大型住宅街の入口に当たる交差点にたどり着きました。

住宅街の名称は、“グリーンヒル”と言うようです。なお、画像で見えている看板や背後の木々がある部分ですが、その後に宅地への転用のため整地され看板も無くなってます。まだまだ発展途中にある、住宅街として人気のエリアだという事なのでしょう。

さて、飛び出し坊や達に逢いに行きましょう。

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■草津エリアも今後期待

最初にも書いてますが、このグリーンヒルは草津市と大津市にまたがっています。画像のように住宅街の中に市境が通っています。ということは、同じ住宅地内でも住民サービスが異なるということですね。

筆者は住民ではないので承知していないのですが、自治体が違えば学区も違うことになり、地域活動も異なることになるのでしょうか。となると、飛び出し坊やの設置(地域活動が強く関わる)にも差が出そうです…というより、訪問時にそう思いました。

2019年に訪問した時には、先の交差点から市境までの草津市エリアで飛び出し坊やを見かけておらず、大津市に入ってからすぐに姿を見かけたこともあり、属する市による違いがあるよう感じました。

違いがあるのはそうかもしれませんが、草津市エリアも近年はグリーンヒルまでと同様に“新入りさん”が登場してきたようです。赤い服装のとび太くんと、その裏側がアロハシャツ風のとび太くん。赤い服装がサンタ風と見れば、冬と夏の両面を表現したのかと妄想してしまいます。

グリーンヒル内の草津市エリアは距離がそう長くないため数は制約されると思いますが、これからも新入りさんがあるのではと期待しておきましょう。

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■大津エリアの多様性

今後期待の草津市エリアを抜け、大津市エリアに入ります。先に書いている通り飛び出し坊やを多く見かけるのがこのエリアであり、車で見かけたのもそうです。さっそく画像で紹介しましょう。

まずは黄色い洋服に赤いスカート姿の女の子。手も足も黒く印象的ですが、足は靴か靴下だとして、手は手袋でしょうか。それにしては半袖であり、季節感が統一されていないように感じます(笑)。スカートの縁やポニーテールなどとび太くんに無い要素があるので、独自に作成されたのではと思います。

次に登場するのは、老夫婦とみられる飛び出し坊や…“坊や”ねぇ(汗)…です。彼らは本文下のリンク先でも登場しますので参照ください。あと画像表示切替で、微妙な表情をした“坊や”も閲覧できます。

二人仲良く立つ老夫婦、おばあさんの手には、「ゆっくりと走ってね」のメッセージボードがあります。住宅地の中の幹線道路という事で車もスピードが出がちになりますが、場所をわきまえてスピードを抑えたいものです。

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坊やは、幼稚園か小学校低学年の子供のような感じです。電柱の陰にて、何やら企んでそうに見える目が印象的です。この子がいたのは幹線道路から少し入ったところで、当然ながら運転において幹線道路以上の注意が必要となります。


■最後にイケメン風

住宅街にあるスーパーを越えると、その先は“(通常版)とび太くん”ばかりとなります。その境界線となるスーパーの界隈に立っていたのが、画像に写るイケメンチックな顔立ちの飛び出し坊やです。

実際に“イケメンと思うかどうか”は個人差がもちろんあるとして、顔立ちはとび太くんの“ゆるさ”と異なります。誰か実在の有名人をモデルにして作成されたのでしょうか。

筆者は人の顔を覚えるのが不得意ですので、誰に似ているのかはご覧になった方それぞれに委ねたいと思います。


■住宅街を抜けて

幹線道路沿いに進んだ“ろか探”も、住宅街の反対側へ到達し終了を迎えました。ここで本レポートは終わりにします。

住宅街は幹線道路を軸に広がっており、未探索エリアがまだ残っている状況です。そこは機会があれば、不審者と勘違いされないよう気を付けつつ探索をしようと思います。