★ -48- おいで野洲に誘われて ★
〜三上山と来来亭と彼らが待つ〜
撮影:2020 ⁄ 01 文面作成:2020 ⁄ 10 ⁄ 11
(最終更新:2023 ⁄ 03 ⁄ 19)
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ここでは…
滋賀県野洲市での、飛び出し坊や探し(通称“ろか探”)をした結果をレポートします。同地においての家族の目撃情報通り、探し出すことができたのでしょうか。
■野洲へ出撃
どのくらい前だったか失念しましたが、所用で野洲市へ車で出かけていた家族より、運転中に飛び出し坊やを結構見たとの情報を得ました。それは見に行かねば…と思いつつ、いつもの如く機会を作れず今に至ってました(汗)。
実は野洲には情報得るよりはるか以前、2003年に
飛び出し老人
で紹介している「とまり野洲(やす)運動実施中」おばあさんを撮影しています。ただそれ以降、キャラ掲載できていません。掘り出し物があるかも。
それとは別に、当サイト再構築よりページ作成に使ってきたストックネタが、時間経過とともに心もとなくなってきました。「ざ・ろかたりあん」の新しいネタを確保しようと、探索先を検討していました。
そこで行先に定めたのが、今回紹介する野洲です。先に記したとおり機会を逸していたことと、自宅よりそんなに離れてない(=交通費抑えられる)ことが決め手となりました。
ネタが得られなかったときに、経済的ダメージが抑えられるように(笑)。
ということで、実行計画を立案します。まず移動手段ですが、毎回の如く車は「停められないリスク」を懸念して却下します。“公共交通機関+徒歩”で向かうことにし、自宅最寄駅から電車を使用します。
下車予定駅は野洲駅となり、次はそこからどういうルートで探索するかを検討します。
地図と睨めっこし、野洲駅を中心にした周回ルートを設定します。後は探索途中で、彼らがいそうな雰囲気があれば臨機応変にルート変更することにします。彼らがいそうな市街地を押さえれば良いでしょう。
ルートのめどが立ったことから、さっそく電車に乗って野洲駅へ向かいます。
■「野洲」といえばコレでしょう
駅に到着し探索開始しますが、飛び出し坊やが見当たりません。コミュニティバスが「おのりやす(野洲)」と誘いますが、まだここでは白旗揚げませんよ(笑)。そのうち出会えるだろうと、先に進みます。
話は少し脱線しますが、「とまり野洲運動実施中」や「おのりやす(野洲)」の“ダジャレ攻撃”に筆者が反応してしまうのは、やはり筆者がダジャレ世代(=おやぢ?)になったからなのでしょうか(汗)。
次はどんなダジャレがくるのかも楽しみに“ろか探”しましたが、残念ながらマイレーダーに反応はありませんでした。
途中で壁に描かれた絵を発見。ここ野洲市には「近江富士」とも呼ばれる三上山があり、大津市の
瀬田唐橋
に伝わる「大ムカデ退治」伝説に登場する地となります。せっかく野洲に来たので、挨拶しなきゃ。
そのまま東を向いて国道方面へ歩いていくと、早くから正面に見えていた三上山が大きく迫ってきました。更に進み国道に出ると、三上山と共に野洲が誇る全国区のチェーン店本店も目に入ります。それは…
あの有名ラーメンチェーン「来来亭」です。というわけで、野洲市を象徴する「三上山」と「来来亭」本店のツーショットを載せておきます。ではラーメンを…と思ったのですが、時間が惜いので断念。
また次の機会を探りましょう←と言って3年間機会作れず(2023年追記)
■1st Contact
来来亭に未練を残し国道に沿って歩きますが、未だに飛び出し坊やの姿を見かけません。今日って「三上山」「来来亭」の写真を撮りに来たんだっけ(汗)。
ここまでは一部を除き“飛び出すと怖い”幹線道路を選んで歩いてきてますが、よく考えると、歩行者が通行の主体となる住宅街の道を選ぶべきだったのかも。
ということで、コース変更します。住宅街をしばらく進むと、ようやく1体発見しました。コースを変えて良かった…。草津市中心によく見かけるタイプで、
くさつの、とびぼう
でも紹介しています。
ここを起点に、“ろか探”の成果が上がることを期待し更に進みます。
同じ道を更に進むと、幹線道路との交差点へ到着。そこには居るべき所をちゃんと押さえた彼を発見。満身創痍となった自身の姿を彼自身が見つめている構図が、こちらも切なさを感じざるを得ません。
もう先が長くないであろう彼の脇を通り抜け、交差点を左折します。
先の交差点から程なく、画像の「とび太くん」を発見。先の“満身創痍クン”とは衣装の色が異なります。後方の新幹線ガードを越えた先には、通常色のとび太クンもいました。設置者が異なるようです。
後者の彼には足に「給所会」と書かれていますが、ネット検索すると「野洲市給所会(一般社団法人野洲市給与所得者の会)」という社団法人だそうです。本編作成時点では、残念ながら同法人のWebサイトは見つけられていません。
更に期待しつつ幹線道路を進みますが、残念ながら新たな発見は無し。やむなく駅方向へ進路を変更すると、あの「おばあさん」を発見。駅周辺をくまなく巡れば、“彼ら”に出会えるような気がしてきました。
本文冒頭の紹介で挙げたおばあさんが2003年撮影でしたので、同時期に設置されたとして17年は経過していると思われます。おばあさん、健脚維持されているようで羨ましい(爆)。
■野洲駅東側散策
野洲駅西口よりスタートした探索も、市街地を周回してきて駅東側を探索開始。さて誰が…と思うより早く、彼らの姿が目に入ってきました。
まずは道路の角に立っていた、いい感じに元気そうな飛び出し坊や。かかとに付いてる丸いのは、ローラーシューズのローラーでしょうか。元気すぎて、片足がどこか飛んでしまったようです(怖)。
別ページ「
危険地帯?
」で片手を失った飛び出し坊やを紹介してますが、手や足を失ってしまうのは、ある意味“彼らの宿命”なのでしょうか。
更に進行方向を見ると、同じように元気な少年がいました。今度は両足揃っている!…と思った矢先に、その先に2体の飛び出し坊やを見つけて更に興奮度上昇。頭の中に大漁旗がはためきます(笑)。
また話が脱線しますが…
まれに筆者は“出先で多数の飛び出し坊やを見つけ、撮影を試みるがカメラが動かない”という悔しい夢を見ます。その夢に対し、今回リベンジができたような気がします。
以上、極めて個人的なお話でした。
背後の2体のうち少年はもう良しとして(?)、おばあさんの方をチェックします。既出の「とまり野洲運動実施中」おばあさんとは、明らかに別人ですね。足元には小さな子供が…お孫さんでしょうか。
そのおばあさん、どこかで見たような…と思って帰宅後に調べると、「
飛び出し老人
」の最後に登場していたおばあさんと同じでした。そうかぁ、既に見つけていたものだったかぁ。興奮が少し冷めました(笑)。
駅に戻ろうかというタイミングで、小学校が見えたので寄り道します。筆者は関西では“学校に飛び出し坊や”が定番と思ってますが、期待通り例の少年がそこにいました。片足が白いのは、もしかしてギプス?(汗)。
彼を撮影して、さすがに少し疲れを感じたため、これ以上の寄り道はせず駅へ向かいました。
■野洲駅を後に
そうして、野洲駅に無事到着しました。駅前に並んでいたキャラ(飛び出し坊やでは無かった)に見送られ、大津方面の電車…ではなく、何故か米原方面への電車へ乗り込みました。疲れたんじゃないのか?
この後の様子は、「
安土の天下人は何処へ
」でご覧になれます。
ちなみに、帰宅後に家族へ野洲訪問時の話を聞くと、当時野洲駅周辺は通らなかったとのこと。ということは、他の場所に今回の彼らは違う者たちがいるということか。まだ楽しみが残っているということで、機会を探ることにしましょう。
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