桃花橋(とうかきょう)
−山梨県南アルプス市−
訪問:2002 ⁄ 05 ⁄ 04
文書作成:2021 ⁄ 05 ⁄ 30 (最終更新:2023 ⁄ 07 ⁄ 29)
◆概要◆
平成10年(1998年)3月に竣功した、
甲府盆地の西側にあるループです。
ループ上った先に公園があり、眺望が美しい。
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ミニループ、番外編
◆レポート◆
■バーチャル織り交ぜレポート
今回紹介する「桃花橋」を訪問した日は、本橋以外にも多くのループを巡っていて、
・
弥栄ループ
(岐阜県中津川市)
・
檜の里大橋
(長野県上松町)
・
すずらん大橋
(山梨県北杜市)
・
大田原ループ
(長野県千曲市)
と、ほぼJR中央線に沿うエリアにあるループを訪問しレポートを掲載しています。また撮影は叶わなかったものの、
七里岩ループ
にも立ち寄っています。
筆者にとっては訪問機会に恵まれない同エリア、やはり数を欲張りました。その結果各ループの滞在時間が減り、画像撮影も必要最小限となります。
できればこれらのループへ再訪し追加撮影・確認をしたいと思うものの叶わず、「桃花橋」レポートについては地図参照でのバーチャル情報を織り交ぜた形でお届けします。
桃花橋の
位置関係
橋名「桃」より
橋桁も薄桃色
銘板確認し
ループ名を確定
■ループ訪問時のレポート
「桃花橋」はほぼ1周(回転角360度)で、直径は地図読みで約100mになります。
すずらん大橋
より国道20号を甲府市方面へ進み、途中で県道に折れ、南アルプス市の曲輪田新田地区に入ります。地区名を冠した交差点の先に、山肌に架かるループ橋が見えてきます。
ループ名に使われる「桃」に合わせたのか、橋桁の薄いピンク(桃色)塗装が印象的です。竣工から既に4年経ちますが、ループ中心部はまだ工事中となってました。手前で更に道を折れ、ループへ突入します。
ループに入ると右へカーブを描き、山の中腹を目指して駆け上ります。5月の青空に飛び込んでいけそうな、短時間ですが爽やかなドライブが楽しめました。
ただループの先約1キロ程の所で工事に伴う通行止めとなっており、仕方なく車をUターンさせ、再度ループを通り次の目的地へ向かいました。
ループ全景
まだ新しさが残る
盆地一望しループ走行
バーチャル走行も
■ループの先をバーチャル走行
ループを越えた先がどこにつながったのか、どんな道なのか気になります。再訪の代わりに、Googleストリートビューでバーチャル走行します。
まず幸いなことに、道路自体は開通していました。15年以上経てばそりゃ…が普通かと思いますが、諸事情より未成となる事例もまれにあります。
ループを抜けると、道路は一部で果樹園脇を通り盆地西側を北上します。そして盆地を東西に流れる御勅使川(みだいがわ)が、盆地へ流れ出る所に至ります。途中の果樹園および神社へのアクセス以外に、目的が見出しにくく感じました。
この辺りは扇状地になっていて、その上部より高度を保ったまま山沿いに南下してきた道が、山の途切れ目で高度を落とすためにループを建設したようにも思えます。実際はどうなのでしょう。
バーチャル訪問での記載はここまで。再訪時にアップデートを期待しつつ、レポートはここまでとします。
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