すずらん大橋(おおはし)
−山梨県北杜市−
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訪問:2002 ⁄ 05 ⁄ 04
文書作成:2020 ⁄ 02 ⁄ 09 (最終更新:2023 ⁄ 07 ⁄ 29)
◆概要◆
釜無川沿いを走る国道20号より分岐し、
JR小淵沢駅へ向かう道路上にあるループ。
ループで河川段丘の段差をクリアします。
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ミニループ、番外編
◆レポート◆
■釜無川の支流に架かる「大橋」
山梨県と長野県の県境にある鋸岳より流れ出る「釜無川」は、途中で笛吹川と合流のうえ富士川と名を変え、静岡県にて駿河湾に注ぎます。その「釜無川」のほとりに、今回紹介するループがあります。
北斗市荒田の国道20号交差点を小淵沢インター方面へ進み、まもなく釜無川越しに「すずらん大橋」の橋梁が見えてきます。
厳密に言えば「すずらん大橋」が越えている河川は釜無川支流の深沢川になり、手前で釜無川を越える橋は「鳳来橋」というそうです。支流側の橋が「大橋」を名乗るのに違和感覚えましたが、橋梁の規模を考えれば妥当かと今は思ってます。
名称の「すずらん」は、この地にあった旧小淵沢町(2006年に北杜市へ編入)の町の花が由来になっているとのこと。ちなみに、北杜市の市の花は“ひまわり”だそうです。
橋の銘板
すずらん大橋
釜無川対岸より
段丘駆け上がる
注意標識に
独特の形を表現
■ループの「凹み」
「鳳来橋」で釜無川を渡った道は直線的に高度を上げつつ、やがて緩やかに左へカーブします。ループ自体は時計回り(上りは右カーブ)なので、逆向きにカーブを描いていることになります。
左カーブはわずかな区間であり、ループ本来の右カーブへ切り替わり、弧を描き高度を上げていきます。そして「すずらん大橋」を渡り、約一周(回転角360度)したところでループは終わります。その先はインターチェンジや小淵沢市街地へつながります。
ループの上部よりループ全景を見渡すことができ、ループが完全な円形ではなく、上り入り口部分が「凹んで」いるのがよくわかります。走行中に味わった、カーブの切り替り部分です。付近の注意標識にも、ループの線形が的確に描かているのには嬉しく思いました。
ループの下りではこの「凹み」に注意するため、スピードは控え目にしておきましょう。
ループ全景
一部へこむ形
ループ形状考え
速度控え目に
■再訪の機会はあるのか
当地へは、2002年実施の「長野・山梨ループソロツアー」(謎)で訪れました。朝に関西の自宅を出発し、途中で「
弥栄ループ
」及び「
檜の里大橋
」に立ち寄った後に、ここへ到着となりました。
Google先生によると自宅からの距離は350キロを超えるようで、20年近く経過した現在の筆者にはそのような体力は残っていないだろう。昔の訪問記を書きながら、自身の加齢を改めて感じるのですが、こればかりはやむを得ないでしょう。
この時は山梨県内の他ループにも足を延ばしましたが、撮影した画像が少なくページ作成に苦心しています。体力と財政力を何とかして、いつか再訪の機会を得たいと願う筆者でした。
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