ろかたりあん
★ -77- 近江八幡探索3 ★
 〜Youは何しにラ・コリーナへ?〜 
撮影:2022 ⁄ 05 文面作成:2024 ⁄ 08 ⁄ 09
(最終更新:2024 ⁄ 08 ⁄ 09)

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ここでは…
前に滋賀県近江八幡市の飛び出し坊やを紹介しましたが、取りこぼしがいくつも見つかったため、改めて同市に向かいました。再訪の第1弾の今回は、あの有名なお菓子の施設からのスタート。

■三度目の近江八幡市街地徘徊

近江商人を輩出したと言われる滋賀県近江八幡市。その街中にすっかり馴染んだ感のある、店舗の軒先に佇んでいる飛び出し坊や達。2018年冬にようやく同市を訪れ、彼らを本サイトでも紹介するに至ってます。

その時はスマホで彼らの所在情報を収集しつつ市街地探索し、多数の坊や達を撮影することができました。以下の2ページに分けてレポートしています。


〔関連リンク〕ざ・ろかたりあん
近江八幡探索1
街中に多数、店舗の看板とび太くん。

〔関連リンク〕ざ・ろかたりあん
近江八幡探索2
スマホで情報確認しながら市中徘徊。

多数の撮影ができ満足したものの、実はいくつも飛び出し坊やを取りこぼしていたことが判明。その回収のため、今回改めて同市へ向かいました。探索ルートは上掲地図の通りで、前回同様、2ページに分けてレポートいたします。

■ラ・コリーナで情報通り彼らを確認

近江八幡駅より前回は八幡堀方向へ徒歩で向かいましたが、今回は時間的な制約から路線バスに乗車しました。向かう先は“お菓子の施設”ラ・コリーナ。距離は約3キロ半、徒歩だと1時間弱でしょう。

実はこの前段階で、近江鉄道の隣駅『武佐駅』界隈で“ろか探”を行ってました。
(レポートは下のリンク先にて)

〔関連リンク〕ざ・ろかたりあん
卒業生の記念作品達(1)
旧中山道沿いにある小学校卒業生作品

レポート内で午後の天候悪化を懸念しており、それが上記のバス利用判断の理由となっています。結果としてそれが吉となったのですが、その顛末は次回に記します。


バス車内はほぼ席も埋まり、約15分後に到着した最寄りバス停で多数の方が下車します。さすが人気店(笑)。わたしもその1名となり同施設へ。広い敷地に感心しつつ建物へ向かい、施設内のマップを確認します。

マップ(絵地図)に描かれている、『フードコート』辺りに“彼ら”がいるそうです。そこまでの間にバームクーヘンなどの売り場があるのですが、一旦“見なかったこと”にして先へ進みます。すると期待通り、そこに…


ネット上で見た、ラ・コリーナの飛び出し坊や達が待っていました。まずは見た目熊みたいな彼は調べても正体判らず、バウムクーヘンの妖精か何かでしょうか。あと、バウムクーヘンを持ったパティシエの姿も。

あと、たねやの職人さんが商品のふくみ天平を持って駆けています。ここでの確認予定は3体でしたが、全て同じ場所で出会えたので助かりました。施設が広いだけに、探すとなると少し骨が折れたかも。


“ろか探”的にはここでの目的は果たせたのですが、せっかくここに来たからには施設内の探索やバウムクーヘンを味わうなど、もっと楽しみたいところ。ただ、先にも書いたけど天候が気になって…

引き続き天候を気にするのは、ラ・コリーナ以外にも今回の探索ターゲットがあるということです。名残惜しいですが、ラ・コリーナを後にします。



■水郷めぐりの坊や達

ラ・コリーナからは、ひたすら徒歩となります。市街地へ向けて進むとすぐに、八幡堀の水郷めぐり『舟のりば』が見えてきます。そしてそこにも、当然のように飛び出そう坊やが待っていました。

彼らはペアで横断歩道の両端に立っており、よく見ると“坊や”ではないようです。舟の船頭さんでしょうか。ちょっと観察してみましょう。


彼らは笠を被っていて、そこには“手こぎ舟”(反対側は“元祖”)と書かれています。着ている法被には、“水郷めぐり”と書かれてます。頬のしわなど、信頼できそうなベテラン感を上手く表しているよう感じます。

横断歩道 横断歩道を渡り舟のりばへ向かう観光客を、“飛び出し船頭さん”二人がサポートされているように見えます。



■三度の市街地散策へ

舟のりばから少し歩くと市街地となり、程なく学校法人ヴォーリズ学園の印象的な校舎が見えてきます。そこまでの間は、少し住宅街を歩きます。“商売っ気”のない飛び出し坊やに出会えるかもしれません。

…と期待しながら歩いていると、路肩にどなたか立っているようです。見た目は“とび太くん”そのものですが…


微妙に服の色が異なるので、少しだけチェックします。住宅街ということから人の目もあり、じろじろ観察するのには勇気がいります(汗)。緑色のシャツを着た彼は、何か脇に挟んでいるように見えます。

最初は“焼き芋”かと思ったのですが、よく見ると“ラグビーボール”のようです。彼はハーフウェイラインを越えられるか!?


そして、三度目の市街地散策…のはずが、街中はあまり前回と変化なさそうなので、結果として素通り。そして、その先にある“Kururi Cafe∞”というお店の軒先で彼を見かけました。なんか、耳多くないですか?(笑)

ここはwebサイトによると、譲渡型の保護猫カフェだそうです。それで、“猫耳”が付いたのですね。頬にヒゲまで描かれて…♪ネコになったんだよな君は(笑)。

保護猫ちゃん達が幸せに過ごせますように。


ネコたちと戯れたい欲望を抑え先へ進むと、久しぶりに“とび太くんデザイン”とは違う坊や…いや、嬢ちゃんが立ってました。表情から「キャー」という声とともに、周りなんて見てないことが読み取れます。

反対側は“坊や”みたいです。周辺部の表面がはがれるなど、設置からそこそこ時を経ているようです。自身の“老い”にも目をつぶりたいところかも(汗)。


少し住宅街に入ったところ、歴史を感じさせる家屋の軒先に、あまり飛び出ししなさそうな彼を見かけました。なんか、赤色の法被を着ています。地元のお祭り関係の飛び出し坊やなのでしょうか。

確認すると、“近江八幡左義長まつり”というお祭りだそうです。3月に執り行われるとのことで、その時には彼も飛び出していくことでしょう。



■古そうで古そうではない?

次の目的地に向かうため、いったん市街地から出ます。途中の交差点でオリジナルの飛び出し坊やを見かけ、少し観察することにします。経年による色の劣化はあまり感じさせませんが…

2つ上の彼女(彼)ほどではないものの、足などを確認すると朽ち始めているようにも見えます。


せっかくなので、Streetviewの過去画像で彼がいつからここに居るのか調べてみましょう。彼の朽ち具合より、おおよそ10年経過していると推測し、その頃の画像を見てみます。すると、あれ?

10年前の画像では、ここには誰もいないことが判明しました。彼は見た目に反し意外と古くないのか、それとも他で長く働きここへキャリア入社されたとか。

道路反対側にいる彼とともに、もうしばらくここで頑張っていただきたく思います。





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