■某ショッピングセンターの彼ら

今回は大津市内にあるショッピングセンターにて、メインのお仕事(?)を頑張っている彼らを紹介する「仕事中」の特別編！

■リニューアルオープン

“仕事中”シリーズでいくつか紹介しています、滋賀県大津市のJR石山駅界隈。その石山駅より徒歩約4分程のところにある総合スーパーの「平和堂石山」が、2020年に改築され再オープンとなりました。

1970年に「平和堂石山店」としてオープンした同店ですが、50年近く経過した建物の老朽化と耐震の問題より建て替えとなり、2018年にいったん閉店(以降、仮店舗で営業の期間有)。建物解体・建築を経て再オープンに至りました。

再オープンは2020年11月12日(木)となり、事前に地元新聞へ大きなチラシが入っていました。実はそこに“気になる写真”があり今回のネタにつながるのですが、それは最後に紹介いたします。

さすがに平日オープンは仕事の関係上もあり、現地訪問はできません。ただ幸いな(?)ことに、翌日13日の午前中に石山駅近く某所に通院することになっていたので、帰りに同店を寄り道することにしました。

このコーナーで紹介することから写真撮影が必須となりますが、買い物客が人が多いと撮影が難しくなります。今回は平日朝一番だからか、オープン翌日にもかかわらず買い物客は想像より少なめでした。

まずは店舗東側からアプローチ、駐車場側からの店舗入り口の様子を撮影します。そこには先に記した“チラシで気になっていたもの”が写りこんでいました。誘導員さんの視線を気にしつつ、“それ”をサクッと観察してみましょう。


■いらっしゃいませ！

そう、“それ”とは、オリジナルデザインとみられる「とび太くん」です。オールを持ってボートをかっこよく漕いでいる、胸に平和堂のマークを付けた彼。もう「飛び出し注意」とは別意の状態です(汗)。

近くを流れる瀬田川ではいくつかの大学が漕艇部(ボート部)活動の拠点としていることもあり、地元を意識したデザインとなっているのは地元民として嬉しいですね。話が逸れますが、平和堂のマークが関東の某スーパーのそれと似て…という話は滋賀県では関係ない話である(謎)。

同店には駅に近い西側にも店舗入口があり、そちらには「当然でしょ」と彼女がいました。女性の場合名前は“とび太”ではなく何と呼ぶのでしょう。なお、持ってる扇に平和堂マークがあります。

恐らくこちらのデザインは、石山寺で源氏物語の構想を練ったと伝えられる「紫式部」なのだろうと推測します。そうなるとこちらも地元関係案件ということで親しみやすさが湧いてくるわけで、同店の地元顧客に対しての細かい気遣いを感じたのでした。


■ノーマルデザインだが

さて、これまでの“仕事中”での彼らは店先でお客さんに注目してもらう役目であり、先の“二名”も同様です。その二名の写真に収め、最後に店内散策でもととりあえず3階へ向かうとそこには…

デザインはノーマルなものですが、“とび太くん”が立っていました。床には道路の絵が描かれていて、飛び出し坊やが立っている雰囲気ばっちり。この周辺はキッズコーナーになっていて、地元の子供心に響くような店内デザインにしたのだろうと思われます。道路に飛び出し坊や…響くではないですか(笑)。

個人的にうれしかったのは、単純にとび太くんが立っている風景を再現しただけではないところ。何のこと？と思われるでしょう。彼が道路を飛び越した先の棚に陳列されている商品に注目してください。

そこには、とび太くんグッズが販売されているのです。それだけではなく、滋賀県の地元デザイン文具を揃えてくれているのだ。何という平和堂の地元愛。ぜひ石山駅近くへ来る機会があれば、同店へも立ち寄ってほしいと思います。なお、この時は開店からしばらく日が経った空いている時間帯に訪問しています。


■できれば彼も

さて、最後に登場する画像が「開店のチラシ」です。写真右下と左下に、先程紹介した飛び出しクンが写っています。そしてこの写真を見ていると、更に平和堂さんへ検討をお願いしたいことがあります。

それは…“はとっぴ”の飛び出し坊やを立てて欲しい！というもの。是非！

あと、本記事は特に平和堂さんのPRを目的にはしているわけではなく、“飛び出し坊やを店舗PRに使用している”お店を取り上げているだけです。ステマの類ではありません…念のため。

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