ループな道♪

津久井(つくい)ループ
−神奈川県相模原市−
訪問:2004 ⁄ 07 ⁄ 24
文書作成:2020 ⁄ 05 ⁄ 24 (最終更新:2023 ⁄ 07 ⁄ 29)


◆概要◆

相模川上流、津久井湖の南側にあるループ。
湖畔から山手住宅街への高低差を、狭い谷間で
解消するためにループを採用したと推測します。




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◆レポート◆

■記憶の糸を辿る

今回紹介する「津久井ループ」の名前は、所在地「津久井」より勝手に名付けています。後述する通り橋の名称は後日判明していますが、特に変更せず今に至っています。予めご了承ください。

訪問は所用で関東方面へ向かう途中での寄り道なのですが、不思議と前後の行程が思い出せません。途中までは、静岡の宇津ノ谷トンネルに立ち寄った記録はあるのですが…

静岡を過ぎて関東方面を目指すのであれば、普通は箱根を超えるはず。それが記録では相模湖東跨道橋となっているので、富士山麓を北上したのかなと思われます。ループの話と直接関係しないので、この辺で行程の話は止めておきましょう。

ということで、2004年の暑い盛りに我々は相模原市津久井までやってきました。



高台住宅街までの
上り最後がループ

ループ上った先が
地図通り住宅街

欄干が印象的だが
その後変更?

■素直にナビ案内に従い現地へ

ループは国道から結構入り込んだところにあるため、アウエーとなる我々は素直にカーナビの経路案内に従うことにします。

国道より、斜め分岐する県道へ進みます。県道右側にある河川段丘の斜面上に住宅街があるようですが、斜面は木々が茂り住宅街自体は確認できません。やがて斜面を下ってくる道路が見えてきて、県道と鋭角な角度で交差します。

その道路へ向きを変え坂を上っていくと、住宅街を目の前にして「津久井ループ」にたどり着きます。1回転足らずの回転角約300度で、直径は地図読みで約45mとなってます。

ループを構成する橋の名前は「見晴橋」というそうです。訪問時は橋の銘板まで確認してませんが、Googleストリートビューで銘板確認しました。ただ気になるのは、竣功が平成26年3月ってなっていることです。現地訪問は平成16年でしたので。

10年間の間に何があったのでしょう。



ループ全景
木が邪魔ですが許容範囲内

ループを走行
住宅街は安全運転で

■画像の橋も過去のものへ

ループを上った先に住宅街が広がるシチュエーションは、奈良の「椣原ループ」と似ています。探すのが大変でしたが邪魔にならなそうな場所に車を停め、短時間を心がけてループ撮影を進めます。

橋の欄干がレインボーとなっているのが印象的です…が、先に記しているストリートビュー確認において、その欄干が今は“ガードレール&ガードパイプ合体”のものに変わっています。

ストリートビューにて過去の画像を見ると、2010年8月の画像でレインボー欄干が写っていました。ということはやはり、平成26年(2014年)に架け替えられたということでしょう。今回掲載した橋の画像は、過去のものとなってしまいました。

さて、関東の目的地で待つ人がいますので、先を急ぐ必要があります。車をUターンさせ津久井湖畔へ戻りましたが、そこから先の行程は記録にも残っていません。ただ、目的地に着いたことだけはわかっていますので安心ください。




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