ループな道♪

椣原(しではら)ループ
−奈良県平群町−
訪問:2006 ⁄ 07 ⁄ 17 2019 ⁄ 02 ⁄ 25
文書作成:2019 ⁄ 07 ⁄ 21


◆概要◆
百人一首で名高い竜田川を渡り、
台地上の住宅街と国道168号を結ぶループ。
ループの一部で近鉄生駒線が並走。



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■ちはやぶる

「千早ふる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは」「嵐吹く三室の山のもみぢ葉は竜田の川の錦なりけり」…百人一首に登場する「竜田川」へ今回訪問した。もちろん文学面での目的ではなく、あくまでもループ探索(笑)。

筆者は学生時代に理系ではあったが、大津市在住だからか「ちはやふる」と聞けば条件反射的に反応してしまう(笑)。ただWikipedia先生曰く、百人一首に出てくる竜田川は現在の大和川を指すという話らしい。まぁ同じ水系でもあるし、「ここは百人一首の世界」的な気分なのである。

奈良県平群町を流れる竜田川は小さな谷を刻み、住宅街は高台に造成されている。竜田川沿いを走る国道と住宅街を結ぶ町道に、今回紹介する「椣原ループ」がある。ループで谷と高台の高低差をクリアするのだ。なお、最近は高台側に国道のバイパスが開通している。

「椣原」はループのある地名(近隣に自治会館あり)で、ループに接続する竜田川を渡る橋には「椣原大橋」と名付けられている。ループそのものには残念ながら名前を記す銘板等は見当たらなかったため、地名や橋の名前より「椣原ループ」と呼ぶことにした


地図でループ確認
バスは通らず

公園地図にも
描かれている

ループ一部で
近鉄電車が並走

■ループ名称は地区名と橋の名から

本ループには2006年7月に訪問しており、他のループと同様に「ページ再作成で画像足りない」理由で2019年2月に再訪した。前回は車で訪問したが、今回は電車で向かった。駐車場所を気にせず、周辺の画像撮影ができるのがメリットだ。

近鉄生駒線・東山駅で下車した筆者は、まず駅前に設置された周辺地図を確認した。もちろんループ記載はあるが、残念ながらループ名は記されていない。バスも通っていないようだが、ループまで数百メートルと近いことから徒歩で向かうことにしている。

まず竜田川沿いの国道へ向かい、竜田川側よりループを上るルートとした。竜田川沿いでは対岸に公園が見えたので、ループ訪問後に“百人一首に読まれた川”を堪能しに行こう。そして50mほど歩くと、竜田川を渡る「椣原大橋」に到着。この橋の先に目指すループがあるのだ。

「椣原ループ」は、序盤は近鉄生駒線と並走しつつ回転を始める。直後に近鉄線より離れ高度を上げながら270°回転し、並走していた近鉄線と回転前の自身を跨いで高台にある住宅街へ至る。2車線だが、中央部はガードレールで分離されている。回転部に歩道は設置されていない。

歩行者向けにはループと近鉄線に挟まれる形で直線の坂道が用意されており、「竜田川まぼろば遊歩道」と名付けられている。その遊歩道を歩きながら、ループの撮影を行っていった。ループ中心に建物と木々があり、どうしてもループ全景の一部が隠されてしまう。前回訪問でわかっていたが、これは割り切ろう。

住宅街に入ると傍に広い公園(平群北公園)が見え、その先で国道バイパスに合流すると程なくスタート地点の東山駅に到着する。だが、その前に寄るべきところが残っている


ループ全景
場所を変え2枚

ループを走行
一部直線となる

■美しきタツタの流れ?

寄り道はもちろん、竜田川沿いにあった公園。正確には、竜田川の「まぐわ渕」周辺に設けられたウッドデッキや散策路である。“百人一首に読まれた川”美しき「竜田川」とのふれあいタイムである。「竜田川まぼろば遊歩道」の最終的目的地でもあった。

「まぐわ(馬鍬)」は、馬や牛等に引かせながら田畑の土をならす昔からの農具である。公園の説明板によると、昔に百姓がこの地に馬鍬を洗いに来たが馬鍬と牛が川の淵に飲み込まれたことからここは「まぐわ渕」と呼ばれ、河童が住んでいると伝えられたと記されていた。子供達が危険な水遊びをしないようわざと怖がらせたものと、説明文は結んでいる。

確かに川の流れが直角に曲がる部分で、見た感じであるが水深も結構ありそうだ。そう感じつつ視線を移すと、淵の端で結構な量のゴミが水面に浮いているのが目に入ってきた。自分で勝手に膨らませてた“百人一首に読まれた川”のイメージがしぼんでいくし、住人(?)である河童もかわいそうだ。

まぁ百人一首の時代より数百年経過しているのでイメージを重ねること自体無理があるのだが(汗)、ゴミで自然が汚されるのはいかがなものか。少なくとも自らがゴミの発生源にならないよう、これからもゴミ処分で自覚し続けたいものである。


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