★ -75- 某映画で聖地は如何に ★
〜埼玉より愛をこめられ〜
撮影:2023 ⁄ 12 文面作成:2024 ⁄ 01 ⁄ 01
(最終更新:2024 ⁄ 01 ⁄ 01)
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ここでは…
某映画とはもちろん、昨年11月公開の『
翔んで埼玉
〜琵琶湖より愛をこめて〜』。作中でとび太くんも登場したこともあり、気になる“聖地”の様子を確認してきました。その結果を紹介します。
■期間限定のとび太くんにつられ
関西でも多く紹介されていた印象がある、2023年11月公開の映画『翔んで埼玉〜琵琶湖より愛を込めて〜』。映画内において、様々な滋賀県ネタが“イジられている”と好評を博して(?)いるようですね(笑)。
ちなみに本ページ初回公開時点(2024年1月1日)において、筆者は当映画を鑑賞していません。よって気になる「ネタバレ」的な内容は、“安心してください、書いてません”(笑)。
では何故この映画を取り上げたかというと、東近江市のカフェで期間限定の映画バージョンとび太くんがメインにした展示されていると、ネットニュースにて知ったから。当サイトでこの情報はスルー出来ません。
映画にとび太くんが登場したことでの展示だそうで…ということは、W聖地”である東近江市でも何かしら好影響が出ているのでしょうか。一方的に期待して、展示物観覧の後に市内散策し状況確認することにしました。
なお、過去の市内訪問は以下のリンク先でレポートしています。
〔関連リンク〕ざ・ろかたりあん
聖地?訪問
とび太くん出生の地、八日市を散策
〔関連リンク〕ざ・ろかたりあん
4年越しの念願果たす
画像の向こうだった“彼女”らに出会えた
■解放戦線にカンパイ?
展示は、近江鉄道・八日市駅そばにある観光交流施設カフェで行われているとのこと。電車を下車し駅構内に設置されてた映画PR看板に喜びつつ、改札を抜け駅前ロータリーへ出てカフェを探します。
情報ではカフェの場所を「駅前」と記していたため、正直に駅前を歩きますが場所が見当たりません。駅横を見ると、新しいビルに看板があるものの「モデルルーム公開中」と書かれカフェではなさそう。
しばし辺りを彷徨いますが、よく観察したところ「モデルルーム…」看板奥にカフェがあると気付くことができました。
無事カフェにたどり着き、紹介されていた展示物を目にしました。店員さんに許可いただき、さっそく写真撮影。映画のメインキャラクター二人の飛び出し坊やのほか、小道具類やポスターも展示されてます。
“二人”はもちろん、麻実 麗と壇ノ浦 百美。それぞれ脚の部分に、「東映・Y.Hisada」のサインが施されています。“公式品”の、貴重な一品…いや、合計二体なので「貴重な二品」かも。
カフェ内は落ち着いたデザインとなってます。せっかくなのでアイスコーヒーをオーダーし、しばし展示物を鑑賞することにしました。奥に設置されたモニターには、東近江市のPR動画も放映されてました。
なお、この展示は12月20日までとなっています。その後はどうなるのでしょう…某アイドル達のものと同じく、市役所展示されるのでしょうか?(本ページ初回公開時点で情報確認できず)
■市内は通常モードだが他所と比べ数が
カフェを出て、予定通り市内を散策します。冒頭で「映画の好影響が」と書きましたが、正直なところあまり期待してません。とはいえ、ここは“聖地”。映画以外にも楽しいネタが期待できるでしょう。
もちろん歩き出してすぐ…なんてことはなく、15分ぐらい経ったころでしょうか。たまたま目に留まったとび太くんに違和感を覚えます。近くに寄ってみると、
無残にも手足が粉砕されており、その残骸が下に散らばり生々しい状態になってます。ふと振り向くと、交差点を取り囲むよう計5体の飛び出し坊やが…恐らく君たち、犯人見てるんだよね??
気を取りなおし、一人だけ服装が違うとび太くんを観察しに行きます。すると、交差点より奥へ入った場所に更に別のとび太くんがいるのが目に留まります。さすが聖地は「とび太くん密度」が半端ないです。
滋賀では飛び出し坊やが「人口と同じ数…」とも言われるそうですが、さすがにそこまではないものの、「一家に一体」はあるのかもしれません(笑)。
「一人だけ服装が違う」彼には、スポーツやってます風な服装と、少し強引ながらつば付きのキャップが描かれています。塗装のはげ具合から、10年ほどここで頑張っているように思われます。
“映画の好影響”は市内に現れて無いようですが、さすがは“聖地”東近江。“生々しい破損現場”や“設置密度高め”など、他の県内では拝みにくい飛び出し坊やの“風景”を見せてくれます。
■“聖地”は安泰だと思われ
1か所の交差点で複数の飛び出し坊や画像が撮れるのは、何だかサビキ釣りしてるみたいと思いつつ先へ進みます。すると次の交差点でも、期待を裏切らず彼らは登場してくれます。ここでもその中に…
先ほどの「スポーツ少年」と同じ格好をした少年が立っていました。ただ、こちらは目が「><」になってます。飛び出したいほど喜び又は驚きがあったのでしょうか。あるいはホコリが目に?
彼が向かわんとしている先が上記の交差点で、別の二人のとび太くんが立っています。
■飛翔のため対応ご一考を
“某アイドル達”が展示されている市役所には立寄らず、時間の関係もあって駅への帰路に着きます。その道中に中日新聞の建物があり、その入口に怪しい影が見えます。カメラ越しに覗き込んでみると…
そこには、中日ドラゴンズの帽子とユニフォームを身に着けたとび太くんがいました。ただユニフォームのサイズが合わず、手も足も出てません。これでは飛び出し難そう。
23年度のシリーズ成績が不本意だった球団にとって、辰年でもある24年は栄光へ向け飛び出したいはず。せめて彼が先頭として飛び出せるよう、服装をペイントにするなど検討いただきたく思います。
■オイ、ドウシタ!?
駅に戻って来ました。そのままロータリーを突っ切り駅舎へ入ろうかとしたときに、前方の意外な所から視線を感じました。大部分が剥がれている観光案内看板のもとに、不自然な状態で彼がいたのです。
かわいそうに、胴体から足にかけての部分が失われています。隣の看板の状態も相まって、視線に悲哀さを感じます。彼の将来はどうなるのが気になるものの、どうにもしてあげられなく駅へ向かってしまったのでした。
■継続登場を願う
映画でも登場したとび太くん。久田工芸さんがいつまで制作に携われるのか承知してませんが、飛び出し坊やの“リーディング・キャラクター”として今後も継続登場して欲しいと願います。
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