ろかたりあん
★ -08- アニマルズ ★
 〜動物たちにも注意が必要です〜 
撮影:2000 ⁄ 11〜2013 ⁄ 05 文面作成:2017 ⁄ 10 ⁄ 29
(最終更新:2023 ⁄ 01 ⁄ 15)

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ここでは…
キャラクターが動物になっているものを紹介します。標識で“鹿の飛び出し”の図柄はありますが、飛び出し坊やの動物版はどのようになっているのでしょうか。

■動物のろかたりあん

少し昔のデータになりますが、2002年当時の日本道路公団データによると、高速道路上での動物死亡事故は年間約3万6千件発生したそうです。一般道まで加えると恐ろしい数になると思われ、更に動物を回避することで事故に至ってしまったというケースも耳にします。

その実態を踏まえ道路標識の「動物警戒標識」が設置されており、動物版の“飛び出し坊や”も飛び出し注意を訴えている…はずですが、実は単に“キャラとして動物がかわいいから”という理由が多数なのかもしれません。設置の背景はともかく、そんな“彼ら”を紹介します。


■怖いパンダ飛び出す

最初を飾るのは、初ネタ集め《往路》でも紹介した、兵庫は養父のインパクト大パンダ君となります。冒頭に記した「かわいいから」設置理由(推測)を最初から裏切ってくれます。キミはなぜそこに?

恐らく、“怖いパンダくんが交通安全に目を光らせているぞ”というドライバーへの「無言の圧(訴え)」が狙いかと思われます。ただ彼のインパクトにより就寝時の夢見が悪くなると、睡眠不足から運転時の集中力低下につながりかねず逆効果ですね(大汗)。
〔撮影地:兵庫県養父市〕



■ジャンプして飛び出す?

続いては、黄色いイルカくん。イルカとしてのデザインはまぁ普通かなと思いますが、“何故に飛び出し注意でイルカなのか”が知りたいところです。「可愛いければ何でもよい」ということでしょうか?

イルカは通常道路に飛び出すことはないですが、もしかしたら撮影した京都府久御山町では普通に飛び出すのでしょうか?そして万一イルカの死亡事故となった時の、“某愛護団体から非難(放水)される恐れあり注意”の真意があるとか(怖)。
〔撮影地:京都府久御山町〕



■斜面をカタパルトに?

パンダが「陸」でイルカが「海」、そして「空」の代表登場…“小学生風ペンギンくん”が登場です。ただ「空」の代表にしたものの、彼らは空を飛べません。「かわいい」「飛び出しそう」でご容赦ください。

「飛び出そう」と書いたものの、彼の向かう先は小高い土手となってます。ぜひ土手をカタパルト代わりにして、「空」へ飛び出し制覇して欲しい(笑)。実は彼、上空を通過する航空機のパイロットに対する“飛び出し坊や”だとか(謎)。
〔撮影地:熊本県多良木町〕



■飛び出し動物の定番

妙な?動物案件が続きましたが、ここで普通っぽい“おとなしそうなネコちゃん”登場です。首輪があり鈴が付いているので、恐らくドラえもん飼い猫なのでしょう。道に飛び出すようには見えません。

日常生活において、動物の中でも彼らの飛び出しを目にすることが多い印象があります。癒し系愛玩動物でNo1なネコちゃんたちの事故が、少しでも“ニャーくなる(無くなる)”よう祈りたい…と、寒いギャグ出したら飛び出しもフリーズさせられうかな。
〔撮影地:滋賀県守山市〕



■飛び出した結果?

いきなり物騒な画像が…車と衝突したと思われる、“哀れなイノシシくん”です。彼の体格より、衝突した相手方も相当の損傷があったと思われます。ところで、彼はいったいどこからやってきたのでしょうか。

画像ても感じられるように、この周辺は特に山が迫っているという場所ではありません。もしかして、近隣の家庭で普通に飼われているとか。きっと彼は自信の体を張って、“動物に注意しないとこうなるから注意してね”と訴えたのかも。そんな彼を称えたいと思います。
〔撮影地:滋賀県守山市〕



■飛び出しそうだけど

あぁ、“かえるクン”ですか。確かに、特に梅雨の季節を中心に路面上を跳ねている彼らを目にすることは多いです。ただ現実問題として、彼らの飛び出しまで注意しようとするのは正直厳しいように思います。

画像では見辛いですがよく見ると、彼の体部分に「元気にお出かけ、無事カエル」と書かれています。定番の“無事カエル→カエルくん”ということです。見た感じ彼は飛び出さなそうですが、皆が“無事カエル”ために、引き続き飛び出しへの注意をしたいですね。
〔撮影地:新潟県柏崎市〕



■親子動物シリーズ

上で登場する“かえるクン”が新潟県柏崎市で、画像に写る親子動物は同じ新潟県にある十日町市が舞台となります。自然豊富な新潟県では、他県以上に交通安全活動へ動物達も積極参加してるのでしょうか(笑)。

まずは、恐らく“クマと思われる親子”。飛び出し注意ではなく、「道路横断で一旦停止をありがとう」と、道を譲ったであろうドライバーへ感謝しています。ドライバーが横断歩道に気付かず通過することもまだ多く、横断歩道の存在を示す意味でも良い親子熊設置だと思います。
〔撮影地:新潟県十日町市〕


上の文章を書きつつ、自分自身が“歩行者に感謝されるような運転ができているのか”、改めて自身の運転を見直したいと思います。右の画像は、同じ十日町市内で見かけた“うさぎの親子”です。

こちらにも感謝を示す「ありがとう」が書かれていて、二人が押しボタン式信号機の横に立っていることから、可愛いお姿と感謝の言葉で“信号に引っ掛かりイラついたドライバー”を癒しているのではと想像します。ドライバー側として信号停止でイラつかないよう、気持ちと時間に余裕をもちたいものです。
〔撮影地:新潟県十日町市〕


■意外な技を持っている?

画像に写るのは、“ペンギンらしき”案件です。撮影場所が関西ということもあり、ぱっと見はJR西日本の「ICOCAのイコちゃん」風にも見えますが、よく見ると目以外は明らかに異なることがわかります。

彼は「交通整理おじさん風」に羽で何か訴えているように見えますが、見た目より脱力系な印象しか受けません。まさか、ドライバーが“アクセルへ込めた足の力”を脱く裏技を持っているとか(汗)。それは貴重な能力かもしれません(笑)。

というわけでこの“飛び出し動物”ページですが、冒頭のパンダくんで緊張し最後のペンギンくんで脱力できたと思い、紹介はここで終了とします。
〔撮影地:滋賀県草津市〕



■どう注意しましょう

これだけ動物から飛び出し注意を訴えられると、それにどう対処したら良いのかということになりますが、正直なところドライバーの一方的な注意だけでは事故は防ぎきれないように思われます。

突然飛び出す動物への対処は難しいですが、“飛び出し坊やの訴え”の本質「子供や老人、動物に関係なく、周囲に気を配って車を運転しましょう」を念頭に車を運転すれば、少しはリスク回避できそうな気がします。新潟で教わった、気持ちと時間の余裕を持つよう心がけましょう。




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