蔵王(ざおう)ループ
−宮城県蔵王町−
訪問:2008 ⁄ 07 ⁄ 19、2019 ⁄ 12 ⁄ 01
文書作成:2019 ⁄ 12 ⁄ 29 (最終更新:2023 ⁄ 07 ⁄ 29)
◆概要◆
宮城県白石市から川崎町へ抜ける、
「蔵王コスモスライン」上にあるループ。
高低差埋めつつ四方峠を迂回します。
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ミニループ、番外編
◆レポート◆
■困ってしまった初回訪問
最初に今回紹介する「蔵王ループ」を訪問した日は、早朝より「
砂越跨線橋
」「
小黒山ループ
」と東北のループを巡ったこともあり、到着時刻が17時近くになりました。自宅のあった新潟への帰宅も考えると、長く滞在することができません。
ループを通る「蔵王コスモスライン」の南側から来て、ループ中心部分の空き地に車を停めました。全景撮影できそうな場所を探します…が、俯瞰できる場所が見当たりません。まぁ、いつものことですが。
ループ途中の道路際や道の交差部分上部からの撮影を試みますが、高低差が少ないためループが扁円形にしか写りません。更に周辺の雑草が多く、路面も一部隠されてしまいます。結局、満足できる全景画像が得られません。
また周辺を観察しますがレポートに書けそうなネタも見当たらないまま時間切れとなり、羽前街道との分岐点にある石碑と走行画像を追加撮影して、後ろ髪を引かれる思いで同地を離れたのでした。
その後関西へ居を移し、同地への再訪・再撮影できる可能性極めて低いと考えていましたが…
四方峠手前で
弧を描き峠回避
ループ途中から
羽前街道が分岐
高低差は意外と
稼げてない印象
■思いがけずやって来た再訪機会
それから11年が経過した2019年冬、再訪の機会は思いがけずやって来ました。出張で福島へ向かうことになり、期間内に休日が入ります。宮城であれば福島の隣県となるため、休日にレンタカー借りれば訪問できそうです。このチャンスを活かすしかない。
レンタカーを借り現地へ向かう経緯は「
上山ループ
」のレポートに譲りますが、同ループと同様に、全景撮影に外せない「飛び道具」持ち込みについて少し触れておきます。
問題は荷造りで、航空機の預け荷物取扱いでの破損リスクが懸念されます。長期出張のため荷物も多い中、荷造りを工夫し安心できる手持ち荷物に潜り込ませました。心配だった空港の保安検査も問題なくパス。ついに「飛び道具」は福島の地を踏みました。
心配していた天候も冬の東北とは思えないほど見事に晴れ渡り、上山での撮影も無事終えた筆者は、念願叶って蔵王ループへ再訪することができました。
ループ全景撮影
この後トラブル
ループを走行
11年ぶり
■欲張るとやはり
ループ内に車を停め、「飛び道具」を手に徒歩でループの外側へ出ます。その時に谷を駆けあがるやや強めの風を受けて、「飛び道具」使用に一抹の不安が心をよぎります。
幸い風は治まり、「飛び道具」で撮影開始しました。期待通り撮影できたものの、欲張って撮影を続けるうちに再び風が吹き始め、影響を受けた「飛び道具」が落下。幸い回収できたものの、欲張るのは控えようと、人生で何度目かの反省をする事に(汗)。
ループは4分の3回転(回転角は約270度)で、直径は地図読みで約120m。ループした割に高低差はさほど稼いでいない印象で、目測で10mぐらいでしょうか。
ループから分岐する
羽前街道
に対する新道のようにもみえますが、「蔵王コスモスライン」は仙南広域農道として建設されたようです。
トラブルはあったものの全景も撮影でき、この後は福島へ向けて帰路に着きました。
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