奥球磨(おくくま)ループ
−熊本県湯前町−
訪問:2003 ⁄ 04 ⁄ 30
文書作成:2020 ⁄ 03 ⁄ 07 (最終更新:2023 ⁄ 07 ⁄ 29)
◆概要◆
国道388号上にあり、球磨川上流にある
市房ダムへ向けて高度を稼ぎます。旧道は
ヘアピンカーブになってました。
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ミニループ、番外編
◆レポート◆
■機会と負担の挟間で
今回紹介する「奥球磨ループ」は熊本県湯前町にあり、人吉市よりループを超えると道は九州山地に分け入り、程なく宮崎県との境に至ります。
熊本・宮崎境には「
人吉ループ
」と「
えびのループ
」もありますが、「奥球磨ループ」は40キロ程離れた場所にあります。ただその距離であれば、頑張れば全3ループとも訪問できそうです。
筆者の場合、九州方面のループ訪問はどうしても、実家への帰省時しか機会がありません。そのため2003年の帰省時に上記2ループ訪問含めたドライブを企画したのですが、家族には関西からの移動で疲れている中に本ドライブ付き合わせてしまい、申し訳なかったと思う次第です。
宮崎県えびの市より国道221号を北上し、予定通り前出2ループに立ち寄りつつ車を進めます。人吉市からは国道219号を東進し、湯前町から国道388号をしばらく進むと奥球磨ループに至ります。
ループ下から
銘板画像は拝借
村役場傍にループ
だが所在は隣町
ループの先にダム
ダム周辺は桜の名所
■ループ走行の印象は
国道388号は集落を迂回しつつ、球磨川本流を遡ります。やがて右手に水上村の役場が見えてくると、直進方向に奥球磨ループの橋脚が見えてきます。球磨川を水上大橋で渡り、ループの弧へ突入します。
ループは左回り(上り方向)で1回転。2002年開通とのことで、訪問時(2003年)はまだ新規開通の雰囲気を感じ取ることができました。ループ自体は無難に仕上がっており個性は感じられず、いわゆる「レポート作成に困る案件」に区分されます(汗)。
ループとその先のS字カーブを抜けた先にて、球磨川をせき止める「市房(いちふさ)ダム」の姿が見えてきます。道端に「さくら名所100選の地」石碑が立っており、訪問が1ヶ月早ければ、ダム周辺の桜の美しさをお伝えできたかもしれません。
先に記した通り国道は山を越え宮崎県側へ抜けられる(=筆者はそのまま帰路に就ける)のですが、山越え部分はいわゆる「酷道」状態であり、同行している家族の(更なる?)印象悪化を避けるため、素直にもと来た道を引き返すことにしました。
ループ全景
もっと広角欲しかった
ループを走行
ダムからの帰り
■ループは役場傍にあるのに
さて、今回レポートを作成していて気付いたことがあります。水上村の村役場そばに本ループがあったことから所在地は水上村だと思い込み、当時のレポートには同村所在と記してました。
今回のレポート作成でgoogleマップ挿入を行う際に、今更ですが、ループ所在地が湯前町だったことに気付きました。村役場とループの間に球磨川を渡りますが、その際に町村境を越えていたのです。町村境の標識に気付けなかった…。
しかしながら、ループの先にある市房ダムは水上村になってます。ダムの手前で、再び町村境を越えるようですが、Google StreetView確認しても境がはっきりしません。更に先に記した石碑(“水上”記載付き)があった場所も、地図上は湯前町になっているようです。
地図で周辺を見ると、村立の中学校が地図上で隣町所在になっているなどツッコミ処は少なくなさそうです。“場外”の話題には深く立ち入らず、ループのレポートはここまでとします。
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