★ -62- ランドセルの季節 ★
〜守ってあげたい原点〜
撮影:2020 ⁄ 09 文面作成:2022 ⁄ 03 ⁄ 05
(最終更新:2023 ⁄ 02 ⁄ 19)
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ここでは…
筆者がこれまでほとんど訪れることがなかった、京都市街地北部を探索し画像に納めた、“ランドセルを背にした子供”を模した飛び出し坊や達を紹介します。
■献血後の探索検討
予め断っておきますが、今回の探索は9月に行っています。タイトルにある「ランドセルの季節」より、「入学シーズンでの撮影」をイメージされるかなと思って、念のため予防線張っておきます(笑)。
探索は9月にしたもののレポート化は入学シーズンに合わせたいと思い、3月を待って掲載をすることにしました。子供たちの交通安全を願い、ランドセル姿の坊や・嬢ちゃん達の姿をお届けします。
残念ながら(?)今回は他のレポートのようなインパクトのあるキャラは出てきませんが、かわいい飛び出し坊やたちの姿に和んで頂けると幸いです。
この日は京都駅前にある献血ルームに向かいました。うんざりした暑さもさすがに収まり、更にこの日は雲により陽が遮られ秋を思わせる気候となったことから、献血後に散策へ向かうことにしました。
探索に行くのであれば、やっぱり自身が行ったことがないところ、そして飛び出し坊やがいそうな住宅が多そうな場所を狙いたいものです。献血直後の休憩中、充分な水分(これ献血後に重要)を摂りつつ、スマホのGoogle mapを睨つつおおよその行先とルートを検討しました。
■岩倉方面へ向かうことに
その結果、京都市街地北部の岩倉方面へ向かうことにしました。途中の徒歩区間はそこそこ距離がありますが、岩倉までたどり着けば叡山電鉄が利用できるので、献血後の体への負担も抑えられます。
「そこまで行かなくても、京都市街地内を探索すればいいんじゃない」と言われそうですが、経験的に、京都の「碁盤の目」内では飛び出し坊やは中々見かけません。京の街並み景観に、彼らの存在は馴染みにくいからなのでしょうか。
目的地が決まったので、早速行動開始。献血ルームを後にし、京都駅から地下鉄烏丸線の国際会館行きの電車へ乗り込みます。下車予定駅は京都駅からは8駅目の「北山駅」にしていて、所要時間15分ほど。ちなみに運賃は290円でした。
北山駅で下車し、東西を通る北山通りと南北を走る下鴨中通りの交差点に出ます。そこから府道を北上し、深泥池の脇を抜けて少々山を分け入った先に、目指している岩倉の住宅街が見えてきました。
「碁盤の目」を抜けた先ということもあり、“郊外の住宅地”という雰囲気を感じます。この雰囲気なら飛び出し坊やも期待できるのではと思った矢先に、既に本文冒頭の画像に登場している“黄色いランドセルを背負った少年”が視界に飛び込んできたわけです。
■ランドセルの子供達
最初に「ランドセル姿の飛び出し坊や達を紹介する」と書きつつ、前振りが長くなり失礼しました。ところで路肩で見つけた彼ですが、一人ぼっちなのでしょうか。このご時世なので、心配になってきます。
そんな心配をしつつ道の反対側を見たところ、“黄色い服に赤い靴を履いた少女(の飛び出し嬢ちゃん)”が立っていました。恐らくここまで、二人仲良く下校してきたのでしょう。
おじさんのような
あやしい大人に気を付けてね。
ところで、渋い茶色のランドセルを背負った彼女、先の彼もそうですがが、顔がかわいく描けていると感じるのは筆者だけでしょうか。
予め断っておきますが、以降の「少年」「少女」表現は、いずれも飛び出し坊や(嬢ちゃん)を指しますのでご了承ください。
続けて“赤い服を着た少女”と、少し離れて“緑色の服の少年”がいました。二人のランドセルの色は、最初の少年と同じ黄色です。少年の傍には横断歩道が無く、無事道路を渡れるか少し心配してしまいます。
これだけ頻繁に飛び出し坊やを見かけたので、過去の探索経験より近隣に学校があるのではと考えましたが、帰宅後に調べると小学校はあるが1kmちょっと離れているようです。地域で設置されたのでしょう。
■京都のランドセル事情
今回は「ランドセル」をキーワードにしてレポートを進めていますが、京都府内(一部滋賀県含む)では、知る人ぞ知る「
ランリック
」も使用されています。画像でコ●ン君も背負っているのがそうです。
筆者は九州の学校だったのでランリックは使用していませんが、現物は確認できてます。ランドセルより軽く、多少ラフに扱っても大丈夫な印象です。
ちなみに今回探索している岩倉地区について状況確認までしてませんが、学校HPを拝見する限りではランリックではなくランドセルを使用されているように感じます。
■ランドセルの色
昔はランドセルの色と言うと赤か黒が定番…というか、それしか選択肢が無かった記憶があります。今は多彩なランドセルがありますので、ここの飛び出し坊や達の“ランドセルの色”についても注目しています。
ここで整理しておきますと、最初の少年と3番目の少女、4番目の少年が「黄色」で、2番目の少女が「茶色」でした。
そして新たに見かけた少女のランドセル色は2番目の子と同じ「茶色」…というか、服の色も同じですね。もしかして同じ子?と思って見比べてみたところ、髪型の一部や顔の雰囲気が少し違っているように感じます。皆さんはいかが感じますか。
続いて出会った6番目の少女のランドセル色は茶色で、これで黄色と茶色が同数となりました。この先ではランドセルっ子を見かけることはなく、ランドセル色は黄色と茶色のみで確定となりました。
ランドセル色が2色だけという理由を自分なりに想像してみましたが、普通に“作成者の色の好み”かと思われます。インク色の不足や学校でのランドセル色指定など様々な想像をしましたが確認の術が無く、重要な話でもないだろうと追求はせず、ランドセルっ子の観察を終えることにしました。
■春の交通安全運動へ向け
4月には小学校も新1年生を迎えますので、特に住宅街では大きなランドセルを背負って元気いっぱい登下校をする姿に出会う機会が多くなると思います。 4月だけに限りませんが、当たり前ながら特に子供が飛び出しそうなところでの運転では、いつでも停車できる心づもりとスピード抑制に気を付けたいものです。
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