★ -55- 賑やかな御経坂(下) ★
〜白い影や電柱の陰に要注意〜
撮影:2020 ⁄ 09 文面作成:2021 ⁄ 05 ⁄ 16
(最終更新:2023 ⁄ 04 ⁄ 16)
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ここでは…
京都市北西部にある国道の峠「御経坂(みきょうざか)」を訪れ撮影した飛び出し坊や達を2回に分け紹介します。最終話となる第2弾は、“訪問当日後半”をレポートします。
■国道を市街地方面へ
さて、「
賑やかな御経坂(上)
」の続きです。COVID-19影響より遠出が困難となり、ネタが滋賀に偏重してしまったので、是正措置的の実行に至りました。なんだか文章が、監査対応的な表現みたい(汗)。
平たく言えば、滋賀県を出たかっただけ(笑)。ただCOVID-19未収束状況なので、「密」な場所を避ける必要はあります。
その中で選択した場所が、表題にもなっている京都市の「御経坂(みきょうざか)」です。高雄のバス停でバスを降り、徒歩で国道162号の御経坂峠を越えたところまでが前回までのおさらいとなります。
ちなみに探索をしている「国道162号」ですが、京都市から福井県小浜市を経由し同県敦賀市まで繋ぐ国道となります。山間部であっても交通量は比較的多く、交通安全に十分注意しつつ探索を進めています。
■学校のそばを観察
進行方向に学校(高雄中学校)があり、学校周辺ということで飛び出し坊や登場に期待が高まります。国道脇の正門から校舎までは50m弱のスロープがあり、国道とスロープの間には金網が設けられてます。
その金網に目をやると、峠の下りで見かけた“ボロボロな女の子(略して“ボロ女”?)”と同一と思われる女の子と、男の子のカップルが居ました。
ただ交通安全の訴えかと思いきや、言葉遣いや身なりについてのものでした。関係ないですが、“言葉遣い”以上に“日本語の乱れ”をよく耳にするのは気のせい?(汗)。
中学校の前を通過すると、その先に小学校(高雄小学校)が見えてきます。学校正門そばにある信号柱の傍らに、看板に描かれたキャラがいました。京都府警のマスコットキャラ「
ポリスまろん
」だそうです。
まろん君が“頑張っている感”出そうとしているのに、心無い落書きをされ痛々しく感じます。
更にその先を見ると、カーブミラーの所に白い影があるのに気付きます。年齢層によりますがX線検査の結果で“白い影”と言われるとネガティブな意味でドキドキしますが、今回の内容ではポジティブな方のドキドキとなります。
“白い影”を、反対側(表側)より確認します。そこに描かれてたのは、例の“ボロ女”さんでした。学校から出て来る子供たちに対し、飛び出さないように両手をかざして制止させようとしているように見えます。
彼女一人で子供たちを守っているのかと思ってましたが、実は近くに“彼氏”も立っていたことに後から気付きました。彼は何故か彼女とは反対向きに立っているのですが、もしかして「不審者入門制止」が目的なのでしょうか?
■彼と彼女の経緯
先の“彼氏”について補足ですが、京都・柊野を散策(
「ふらろぐ」参照
)時も見かけてます。調べると、京都市の
学校用務研究会による作成
のようです。2013年頃設置とのことで、傷み方も納得。
国道周りの住宅が多くなってきたころに、黄色いキャラが目に入ってきました。もしかして、前回出てきた某非公認キャラの関係なのか?
確認すると某キャラではなく、赤いリボンを付けた女の子でした。かわいいのですが、何があぶないのかは教えてくれません。「察せよ」ということか(笑)。
住宅も多くなってきたことから、様々なキャラが出て来るのだなと認識しましょう。更に進むと、またしても白い影が見えてきました。裏側を描かないのは、手抜きなのかコストダウンなのか(汗)。
…と思いつつ表を覗き込むと、学校用務研究会謹製の彼でした。“手抜き”だなんて、失礼なことを書いてしまったことを反省。たまたまバス停の所に立ったことからか、バスを止めようとしている風にも見えてしまいます。
あと、彼とは関係ないのですが、奥にあ見える気温表示計が故障中なのも気になります。もしかして、京都の寒暖差で壊れてしまった?
■何故にそこで?
上の“彼”からわずか10m程先に、三度(みたび)白い影が立っていました。ただ、この形はこれまでの“彼”“彼女”とは異なり、峠の直後に見た“アレ”とそっくりです。よもやと反対側に回り込むと…
やはり想像通り、某県某市非公認キャラ風でした。峠では「きけんナッシー」と訴えてたが、ここでは「止まるナッシー」と訴えています。何故そこで止める?背後の彼も驚きながら困惑しているように見えてしまいます(笑)。
■電柱の陰に注意
そこそこ峠より離れ、国道の周りは人家だらけになりました。この辺りの飛び出し坊やは、電柱に立て掛けられているのが多い印象です。それにより、損傷などのリスクを低減させるためなのでしょう。
まず見かけたのは、ボールを持ったさわやか系の彼。ボール遊びの子供が飛び出すので注意という内容かと思ったら、「通学路注意」を訴えていました。
歩道はあるものの決して広くはなく、子供の通学・帰宅時間帯を中心に車の運転手として気を付けてあげたいと思います。
さらに進むと、背後に何やら視線が…。そこには先程の“ボール少年”と同じタッチと思われる“通学風少女”が立っていた。通学路注意かと思ったら、「信号みて」。確かに信号機がある。また外してしまった。
電柱が陰になって見過ごしたんだなと思っていたところ、彼女の更に奥にサッカー少年がいたのに気付きました。彼の訴えは「とびだし注意」になってました。
徒歩であれば飛び出し坊やを見過ごすことはないだろうと思ってましたが、電柱の影で気付かないというのは想定外でした。もしかすると、既に何体か見過ごしていたのかも。
■仁和寺ゴール
福王子の交差点で国道162号と別れ、東へ府道を少し歩くと、程なくゴール設定地点の仁和寺に到着。結構歩いて疲れたし、このご時世で人混みも避けたいということで、立ち寄り断念としました。
車で通過した時には数体しか見てなかったので、これだけ多くを画像に収められるとは思ってませんでした。大収穫で気持ちは高揚しつつ、疲れた足を引きずって遠方の地下鉄の駅(プラス5km)へ向かったのは何故だろう。
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