ろかたりあん
★ -46- 本借り飛び出しクン ★
 〜特に郷土の勉学に励む模様〜 
撮影:2020 ⁄ 01 文面作成:2020 ⁄ 06 ⁄ 28
(最終更新:2023 ⁄ 03 ⁄ 21)

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ここでは…
普段は車で通らない道筋で見かけた、飛び出し坊や達を紹介します。図書館前に居た彼ら、その場所らしい恰好をしてました。

■市街地を車で走行中に

何の用事だったのかは失念しましたが、家族を京都の四条河原町まで車で送った日のこと。送り終えた帰り道にひとりドライブを楽しもうと少し遠回りをし、その途中で大津市街地(浜大津)を通りました。

さほど広くはない道路を通り、大通りに出る交差点に差し掛かろうとするところで、「彼ら」が立っているのが目に入ってきました。

ここまで特に市街地で飛び出し坊やを目にしてなかったこともあり、突然の登場に戸惑う筆者。運転中ということもあり、その場での画像撮影ができません。


この先でどこかに車を停めて…とも思いましたが、ここは大津市の中心街(賑やかさはともかく)であり、駐車場を探すのも少々難儀します。近辺を訪れることも多いので、別の機会を設けることにしました。

そして数か月経過後、ようやく車抜きで浜大津を訪れる機会ができました。大津駅で電車を下車し、車で通ったコースを思い出しながら現地へ到着しました。


彼らが立っていたのは、大津市立図書館(本館)の正面前。本館には始めて来ました。市内には他に図書館・図書室が4か所あり、そのうち1か所へ「水天宮を探せ!(せたりば)」の調査で訪れています。

さっそく前回叶わなかった画像撮影を、これから存分に行いましょう。立っていたのは合計3体で、図書館入口付近に男の子と女の子の2体が、少し離れてお兄さん風の1体の配置となっています。

撮影をしながら、それぞれを観察していきます。



■何を借りたのか

最初に観察するのは、男の子と女の子のグループ。すぐ傍には、「くるま ちゅうい とまれ」の看板も立っているのが見えます。それでも飛び出そうとするのは、彼らの宿命と言えるのでしょう(笑)。

数多く見かける“とび太くん”と見比べると、女の子は髪型(ポニーテール)やスカート部分の形状が異なり、男の子は本を持っている部分の形状が異なります。

ということは、両方ともカッティングから特別作成されたものと推測されます。設置された市の担当者へ敬意を表します。


男の子が持っている「本」に注目しましょう。どのようなジャンルに興味あるのかな。本の表紙には「びわ湖の生き物たち2」というタイトルと、ビワコオオナマズと思われる絵が描かれてます。

彼は借りた本を通じて、郷土滋賀県のことを勉強するのだと想像します。郷土愛いっぱいで向学心のある彼にも敬意を表したいと思います。

ただ「早く家に帰って本を見たい」気持ちはわかるけど、飛び出しはやめましょう。「くるま ちゅうい とまれ」は守らなきゃと伝えたいですね(笑)。



■黒い服のお兄さん

そしてもう1体。黒い服を着たお兄さん風の彼。特に借りた本を持ってたりするわけではないし、でも図書館敷地内に立っていることから、図書館と関係があるお兄さんではと思われるのですが…

恐らく、「図書館職員の方」ではないかと推測しています。ただ筆者はこれまで市立図書館の本館は入館したことがなく、職員の方のユニフォームは見たことがないので推測の域を超えることができません。


先述通り、お兄さんは図書館入口から少し離れた場所に立っています。画像奥が図書館入口で、先程の“男の子と女の子”が立っています。なお、隣に写る男性は飛び出し坊やではありません(笑)。

お兄さんの正体を探るべく、図書館へ入館し職員の方のユニフォーム確認をと意気込むのですが、画像にも写る通りそこには無情な看板が…。



■最後の確認叶わず

そう、看板には「本日休館日」と表示されてました。

この日は平日に仕事休みが取れたので訪問したのですが、図書館の定期休館日に当たってしまいました。最後の詰めが甘かった…またの機会に譲りましょう。

逆にいえば休館のため図書館周辺に人が少なく、写真撮影がし易かったと言えるのでしょう。休館日訪問が、よかったのか残念だったのか悩ましい(笑)。




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