ろかたりあん
★ -38- 掟破りのキャラ無し対応 ★
 〜誰に飛び出し注意訴えているかも微妙〜 
撮影:2019 ⁄ 08 文面作成:2019 ⁄ 11 ⁄ 02
(最終更新:2023 ⁄ 03 ⁄ 12)

《前ページ topページ 次ページ》

■ ろかたりあんメニュー ■
インフレーム表示のため、スクロールさせながらご覧ください。

 

ここでは…
大津市市内にて「飛び出しほうや」「飛び出し注意」の文字が目に入ったけどキャラは何処に?…という内容でレポートします。えっ、それってどういうこと?

■通院での帰り道

個人的な話になりますが、筆者は検査のため年1回通院しています。この日も台風10号が西日本に接近・上陸するという気象条件の中、市内の病院へ向かいました。その帰り道のことです。

台風接近中ということで朝に病院へ向かう時には風雨が強かったのですが、病院を出た時間帯は幸い小康状態となっていました。昼を越えていたこともあり、食事のため市街地へ向かっていたその途中、まず目に入ったのが標語を記した看板でした。


■何気に標語が目に入り

看板があったのは、幼稚園に接した小さな交差点。標語は「交差点 とび出しぼうやに ならないで」という小学生の作品です。標語が、ドライバーへ向けた注意喚起であって欲しいという願望は脇に置きます。

標語の内容は純粋に、「みんな、飛び出し坊やのように道へ飛び出さないでね」の意味だと理解しました。

ただ、隣の「通り抜けできません」看板が気になります。この先が行き止まりなのか、道が極端に狭くなるのか、覗き込んだみました。すると少し先に、次の道との交差点に小さな看板が立っていることに気付きました。


■看板「避難用」記載の裏には?

茶色い“逆L字”型の支柱にぶら下げられていた白い看板には、「避難用」と書かれています。その交差点から先は道幅が3m弱ほどに狭まり、なるほど「この先通り抜けできません」看板の文言通りですね。

普通に想像すると、この地域で災害が起きた時の避難通路だろうと思われます。興味を持った筆者は、元々向かう方向でもあったことから、「避難用」通路(以下、避難路)を歩いてみることにしました。

通路を通る途中で、「避難」に関する案内やら注意書きを見つけられるかもしれない。そんな期待も少し持ちつつ。

避難路を歩き、「避難用」看板の裏側に何が書いてあるのかを確認します。何とそこには、意表を突いた「飛び出し注意」の文言がありました。てっきり、反対側にも「避難用」と書いてあると思ってたのに。

そして違和感を覚えたのが、この「飛び出し注意」看板。注意喚起の文言が、避難路からしか見えません。横切る道路に対しては、飛び出し坊やなど、飛び出しがあり得ることを注意させるものがありません。

避難路を使う歩行者に対して“飛び出し注意を呼び掛けている”という意味では、冒頭で紹介した小学生の標語と同じように感じます。「飛び出ししないよう注意しましょう」ですね。


■避難用道路を歩む

更に避難路を進みます。80mぐらい進むと、交通量が多い県道に突き当たります。道路越しには商業施設の建物も見えます。交差点の直前、避難路の路上に何か記されたアーチ型車止めが立ってます。

そこにも「とびだし注意」と書かれています。“とびだし”が、先の看板が漢字表記だったのに対し、こちらはひらがな表記と微妙な違いがあります。

あと画像で確認いただきたいのですが、交差する県道側の歩道・車道間に仕切りが設けられてます。これにより避難路から車道側へ飛び出すリスクは抑えられ、注意喚起は歩道に対してのみ必要と考えるのが妥当と思われます。

右の画像は視点を変え、県道の歩道側から見た避難路との交差部分です。交差点が判り辛いので、脇から人が飛び出すなんて思えません。これは確かに危険なので、飛び出し注意の注意書きは必要ですね。

必要なんですけど、県道側から見ると「飛び出し注意」の看板等(飛び出し坊や含む)は見当たりません。つい先ほど見てきた、小さな交差点と同じですね。なんなのでしょう、この中途半端さ(笑)。

避難路との交差部分より、避難路側を振り返ります。「とびだし注意」と記された車止めの裏面には、「避難用」と記されています。なお、避難路沿いには、通路に関する看板など見かけませんでした。

なんか避難路についてすっきりしない中、そういえば“台風接近してたんだ”と我に返りました。ここであまり長居はできず、本来の目的であった昼食をとるため、詮索は諦め店探しに向かいました。



■避難路について調べたが

この日は無事帰宅でき、その後にネット検索してみました。しかし残念ながら、関連しそうな情報は得られませんでした。今後関連情報に出会えたら、追加記載したいと思います。

本当に避難を余儀なくされる状況においては、本避難路や交差する道も含め通行する皆がパニックに陥る可能性が高いでしょう。飛び出し注意も包含して、「落ち着いて行動」できることを心掛けたいと思う次第です。

「飛び出し注意」については、キャラもの置いてくれると筆者は嬉しく思うのですが、緊急時のパニック状態では邪魔になるだけかもしれません。

(2020年1月追記)
この後、このキャラ無し案件を救う?彼が出現。続きは「救世主現る?」にて。




《前ページ topページ 次ページ》
--------------------
ページ先頭へ Finding top画面へ
Copyright 1999-2024 サイト管理人 うえの
972933