■日本遺産に認定「海を越えた鉄道」
2020年6月19日に文化庁は、滋賀県ならびに福井県より申請されていた「海を越えた鉄道」を『日本遺産』に認定しました。
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〔関連リンク〕日本遺産ポータルサイト
海を越えた鉄道
日本遺産ポータルサイトのページ
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対象は同県境を通る、旧国鉄北陸線(旧柳ケ瀬線)となります。同線は以下で触れる通り、現在は廃線となっています。
■関連ルートを地図で確認
日本遺産に関連する廃線ルートについて、全体を地図で確認しておきましょう。
北陸線は地図の黒太線ルートを辿っていますが、1957年までは一部が赤太線のルートでした。赤太線のルートは現行線開通に伴い順次路線が廃されてしまい、今は一部分を除き道路へ転用されています。
『日本遺産』のメインは“長浜〜敦賀”のようですが、本コーナーでは“敦賀〜南越前”も含め、『柳ケ瀬線(長浜〜疋田)』『疋田駅』『敦賀市内』『山中越え』の4ページに分けて紹介します。
「なぜ、道路のコーナーで鉄道ネタなのか」とツッコミ受けそうですが、廃線跡が道路転用されていることから、結局は道路レポート相当となるため…とご理解ください(笑)。
■該当ルートの歴史
次に歴史についてですが、長浜・敦賀区間の開通は大半が1882年(明治15年)、全線が1884年(明治17年)とのこと。
ご存知のとおり、“日本初の鉄道”新橋・横浜間開通が1872年(明治5年)です。それからわずか12年後の開通ということで、当時いかに“日本海と琵琶湖の物流強化”を重要視していたかということが伺えます。
ちなみに東海道線の全線開通は長浜・敦賀間開通の3年後(1887年)だそうで、長浜・敦賀間の路線の方が先輩なんですね。
■各ページへのリンク
ページ上部に“「海を越えた鉄道」メニュー”表示があれば、そこで各ページへ飛ぶことができます。また、以下にもリンクを載せておきますので、必要に応じてご利用ください。
柳ケ瀬線 |
長浜〜敦賀市疋田の遺構探し |
疋田駅 |
敦賀市疋田の駅跡を探す |
敦賀市内 |
敦賀駅から市街を探索 |
山中越え |
今庄への山中越えトンネル群 |