庵の下橋(あんのしたはし)
−兵庫県高砂市−
訪問:2019 ⁄ 03 ⁄ 08
文書作成:2019 ⁄ 05 ⁄ 18 (最終更新:2023 ⁄ 07 ⁄ 29)
◆概要◆
JR曽根駅の東側にある跨線橋。
同じ橋に県道と市道が並走していて、
ループは市道側に設置されています。
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ミニループ、番外編
◆レポート◆
■他サイトの情報を参考に訪問
唐突ですが、『
都道府県地区町村
』というWebサイトをご存知でしょうか。“地理好き”な方々が集結されているだけあり情報量も多く、筆者も楽しくページを拝見しています。
そのサイト内に全国のループ所在がリスト化されたページがあり、今回紹介するループもそこから情報をいただいたもになります。
早速訪問を企てますが以下の制約があって、実行まで踏み切れませんでした。
・事情より公共交通機関を使用
・最寄の曽根駅まで交通費が5,000円弱
そこで目を付けたのがJRの『関西1デイパス』でした。同チケットについては、同じ日の行程に組み入れた「
彦根自転車爆走の旅
(ざ・ろかたりあん)」のページに記しています。
ただ高砂と彦根は距離が離れている(200km弱)ため、1日で両方をこなすためにも、ループでの滞在時間で短縮する必要があります。
跨線橋の上は
2本の道が同居
橋の北側は
半周カーブ
工事看板にて
橋の名を確定
■ユニークな跨線橋
今回のループには、他に見かけないユニークな部分があります。それは、ループがある跨線橋上を2本の道(県道と市道)が並走しているところです。
市道はループにて、県道は直線にて跨線橋へ駆け上がります。今回の訪問は県道を使い、跨線橋北側より徒歩にてアプローチしました。
歩道を歩くと、跨線橋手前で左手より半周ループで駆け上がってきた市道と合流します。市道には歩道がなく、路肩の白線内を歩きます。
線路を超えた先に、目的であるループが見えてきます。回転角度は約270度で道路はセンターライン付き2車線、跨線橋の下で曽根駅方面と県道の側道と交わる交差点があります。
ループ下より通学途上の高校生が上がって来ますが、時間もないので彼らの視線は気にせずループ撮影に移ります。今回は車両無しのため、走行写真の代わりに「歩行写真」撮影とします。
ループ全景
通学の高校生が来る
ループを歩行
走行写真の代用
■ループの名前探し
実はこの時点で、ループの正式名が記されたものを探せていません。今回の場合は跨線橋の名称で代えますが、橋の銘板等が見当たりません。
先述の時間制約があるのですが少し延長し、引き続き周辺を観察します。そこで目にしたのが、跨線橋の補強工事に対する掲示看板でした。案の定、そこに跨線橋が記されていました。
工事名 (一)曽根阿弥陀線 庵の下橋
橋梁補修・耐震補強工事
ということで、県道の跨線橋名は「庵の下橋」と判明しました。ただループは市道側であるため同じ名称なのか疑問が残りますが、工事図ではループ部分も工事対象に含まれていることから、同一名称で良しとしましょう。
ちなみに工事終了予定日は「3月25日」らしく、訪問日が遅ければ現地で名前確認ができなかったかもしれません。運が良かったと感じた1日でした。
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