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★ 建部大社 ★
たけべたいしゃ
最終更新日:2023 ⁄ 08 ⁄ 17

■ 基本情報 ■

《住所》滋賀県大津市神領1丁目16-1

《web》近江国一之宮 建部大社
《交通》帝産湖南交通バス「建部大社」停
    近江鉄道バス「神領建部大社前」停
     より瀬田川を背にして徒歩すぐ。
《駐車場》あり(下記の地図等を参照)


駐車場マップ

車で来る場合

駐車場へ入場


■ レポート ■

建部大社と幻の紙幣

〔建部大社について〕

景行天皇46年(西暦316年)、御妃布多遅比売命(ふたじひめのみこと)が神崎郡建部の郷(現在の東近江市付近)に、日本武尊のご神霊を祀られたのが始まりとされています。その後、天武天皇白鳳4年(西暦675年)に現在地(瀬田)へと遷し祀られ現在に至ってます。

境内については、現地の案内図を下に掲載します。神門をくぐると正面に三本杉と拝殿が見え、拝殿を回り込むと奥に本殿があります。境内周辺には宝物殿や八柱神社、稲荷神社などの境内神社が取り囲みます。

〔建部大社本殿が描かれた紙幣〕

昭和20年8月発行の初代1000円札には、建部大社の御神体でもある日本武尊と建部大社本殿が図柄に使用されました。

しかし発行枚数が極めて少なく、「幻の1000円札」と言われています。直接目にすることはありませんが、同社のWebサイトや境内にある説明看板に写真掲載があり、そちらで確認ができます。



境内の案内図
(一部筆者追記)

三本杉と拝殿
奥にある本殿

幻の千円札を
掲載している看板


建部大社と日本武尊

既出「建部大社について」の記載通り、建部大社には日本武尊のご神霊を祀られています。

既に知られている通り、日本武尊は九州の熊襲(くまそ)族や東国の蝦夷(えみし)を平定した英雄であり、そのことから同社は“武勇必勝の神・厄除け開運の神”として崇敬を集めています。

また、平家に捕らわれた源頼朝が伊豆へ流される途中に建部大社へ立ち寄り前途を祈願したところ、後に宿願の源氏再興がかなったと伝えられることから、同社は“出世開運の神”としても崇められています。



由来記した
案内看板

日本武尊について
記した掲示板群

キャラクター
「たけるくん」


主な行事(祭り)

〔例大祭〕

御鎮座日を祝い、神輿渡御・稚児行列に執り行われます。毎年4月15日に行われますが、神輿や行列は日曜の実施になります。

〔船幸祭〕

御神体でもある日本武尊の東征を瀬田川にて再現する祭で、毎年8月17日に開催されます。

大神輿を載せた御座船を先頭にした船団が、南郷洗堰近隣・黒津浜にある御旅所を目指し瀬田川を下ります。当地で神事をとり行われたうえで出発地へ戻り、瀬田唐橋に近づくと花火にて迎えられます。

御座船を降りた大神輿は建部大社へ向かうとともに花火が盛大に打ち上げられ、祭は終わりを告げます。



船幸祭での様子
御座船が瀬田を出発

大神輿が
唐橋を渡る

盛大に花火が上がり
船幸祭も終わる


 

■ 他の紹介ポイントを見る ■
 →瀬田川周辺MAPを参照する



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