ループな道♪

栃尾平橋(とちおだいらばし)
−福井県越前町−
訪問:2008 ⁄ 05 ⁄ 05 2019 ⁄ 05 ⁄ 01
文書作成:2019 ⁄ 06 ⁄ 22 (最終更新:2024 ⁄ 04 ⁄ 27)


◆概要◆

国道365号上、越前海岸から背後の山を
越える部分のバイパス終端として建設。
現在、バイパス延伸工事が進行中です。




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◆レポート◆

■違和感残した初回訪問

今回紹介する「栃尾平橋」を初めて訪問したのは、2008年に越前海岸をドライブしていた時です。

越前海岸より梅浦川に沿って国道を2kmほど遡ると、目の前に谷を跨ぐ「栃尾平橋」が現れます。国道は橋を潜りますが、その先にヘアピンカーブがあり、カーブをターンした後に再び栃尾平橋を潜ります。なぜヘアピンカーブがあるのか、違和感を覚えます。

その直後に右へのカーブになり、そのままループの弧を描きます。回転角は概ね270度。国道はループで高度を上げ栃尾平橋を渡りますが、その前にループの撮影をするために適所へ車を停めます。

いつものように全景撮影場所を探しますが、ループの脇にボックスカルバート(BC)による陸橋があり、その上から全景の撮影ができました。ただ、BC内を通るべき道が見当たりません。何のためのBCなのでしょう。

違和感を抱きつつもループの個性的なのだと勝手に解釈し、ループ訪問実績重ねた満足感に浸りつつ、当地を後にしました。



ループ標識発見
なぜ細く描画?

ループ直前に
栃尾平橋を走行

ループ走行画像
工事看板は何?

■11年経過し、違和感解消

初回の訪問から11年経過した2019年5月、栃尾平橋へ二度目の訪問となりました。今回は前回と逆方向となる、栃尾平橋よりループへ入る向きとなります。

橋の手前でループを描いた標識が目に留まりますが、ループ部分から先の矢印が細くなるのが気になります。併せて「バイパス終点300m」記載って、ループの途中でバイパスの終点を迎えるってこと?

そしてループの脇にある、プレハブ小屋と道路工事の看板も気になります。バイパス工事のようで、工事看板の説明地図にループらしき記載があります。車を安全な場所に停め、看板を確認しに行きます。

看板によると、バイパスは現ループの途中で分岐し前回気になってたBCを潜り、橋とトンネルでループを描きつつ下流で現道に接続するらしい。完成時期の記載は見つけられてません。

状況を整理すると、どうやら現ループはバイパス建設途中の暫定ルートということらしい。となると、橋の下のヘアピンカーブや未使用BC、道路標識の細くなる矢印表記等々、違和感を抱いた部分が納得できます。

【2024年4月追記】
2024年3月にバイパスが開通しました。

〔関連リンク〕ふらろぐ
工事が終わったそうで
取り急ぎ、梅浦バイパスが開通したことの紹介



ループ途中から
バイパス建設中

ループ全景を写す
上空からも撮影

■現ループの全景撮影

バイパス完成後は新しいループへ移行し、「三度目」訪問が今から楽しみになってきます。ただ、ループの一部がトンネルになるなど、全景撮影方法の宿題を出されたように感じます(汗)。その前に、現在の「ループ全景」を撮影し残しておきましょう。

前回経験より、ループ側からの撮影では地勢上、ヘアピンカーブまで画像に収めるのは困難です。栃尾平橋上からの撮影も考えましたが、ヘアピンカーブが真下になるためこちらも撮影困難。となると、「飛び道具」使用しかありません。さくっと撮影しましょう。

結果は掲載通り(全景画像の次画像)で、遠近法の関係からか手前のヘアピンカーブが大きく見えますが、ループ全体はこんな感じになってます。あと何年、この道がメインルートにいられるのだろう。メインルートから外れる前に、全景撮影方法の宿題を終わらせなければ(笑)。




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