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- Finding - 全国のループ橋など【ループな道】を全景画像込みで紹介♪ 石山3号橋(いしやま3ごうばし) −福井県おおい町−
石山3号橋(いしやま3ごうばし)
−福井県おおい町−
訪問:2019 ⁄ 10 ⁄ 21
文書作成:2020 ⁄ 08 ⁄ 15 (最終更新:2023 ⁄ 07 ⁄ 29)
◆概要◆
県道16号(坂本高浜線)上、若狭道の
大飯高浜インターから南進した先にある
名田庄へ向かう峠越えのループ。
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ミニループ、番外編
◆レポート◆
■町を縦貫する道路
今回紹介するループ「石山3号橋」がある福井県大飯郡おおい町は、若狭湾沿いの旧大飯町と京都府境にある旧名田庄村が合併し成立しました。町内に原子力発電所(大飯発電所)があるため、全国的に高い知名度を誇ります。
ただし大飯と名田庄を直接結ぶ道路は1本(県道16号 坂本高浜線)のみで、なおかつ途中の峠ではカーブが多く道幅も狭い状態となってます。国道を隣の小浜市へ迂回するルートがあり無難ですが、県道に比べ2倍近い距離となるのが問題点となります。
このような状況なので県道の改良が待たれ、現在(2020年8月時点)も工事は進められているようです。まずは道幅最小4.6m、最小半径11mという急カーブが多い第1期工事区間が先行され(数値は
福井県サイト
より)、2012年度に開通へ至りました。その中に「石山3号橋」も含まれます。
残る第2期工事区間の進捗も気になりますが道路改良の話はここまでにして、ループ紹介の話へ移ります。
ループ注意看板と
ループ橋の銘板
ループを含む
道路改良工事地図
ループ上部から
峠方向を眺める
■先に第2期工事区間を確認
石山3号橋へ向かうにあたっては、道路改良の現状も見ておこうと思い、京都府境から名田庄を経由し峠側からアプローチすることにしたました。
筆者にとってのこのルートの問題点は、京都市街地を突っ切る必要があること。混まなそうな丸太町通りを西へ突っ切り、太秦より国道162号を北上。途中の
道の駅で休憩
を取りつつ、府県境を越えて名田庄へ到着します。
ここから“噂の”県道16号へ折れますが、道は思ったほど悪くない印象です。問題は全長100m足らずの「石山トンネル」で峠を越えた先であり、すれ違いは可能なものの道路改良が必要と感じるレベルな道だと感じました。工事が進められている中を1km少々進み、完成済みの第1期工事区間に入りました。
第1期区間は山肌に数本の橋(麓から“石山●号橋”と命名)を架け、豪快に山を駆け降ります。その橋のうち、麓から3番目の橋が今回のターゲットとなります。ループ走行は後程として、全景撮影を先に行いましょう。
ループ全景を
上下より撮影
ループ走行で
山越え終了
■撮影場所探し
ループより標高の高い所に数本の橋があることから、ループが見下ろせるポイントは複数望めそうです。適切な場所へ車を停め、3号橋に徒歩で近づきながらベストショットができそうな場所を探します。
何カ所か確認したが、どうしても一部が木々で路面の一部が隠れます。恐らく“飛び道具”使用しても改善はないと見込まれ、一部隠れるのはやむを得ないと判断し許容範囲内としました。
ループの径は大きく、地図読みでは直径が200m弱。ほぼ1回転で角度は360度。名田庄側からであればループは左回転になりますが、1周した後で少し右へカーブするので注意が必要です。全景の撮影ができたので、県道を引き返します。
進む先には、県道が山肌に架かる数本の橋でかなりの高度を稼いでいるのが見えます。それを見るとループの存在価値を問いたくもなりますが、本オーナーではジレンマになるため考えないことにします(笑)。
車に戻った後はお楽しみのループ走行を行い、ループ麓にて改めて車を停めて下からの全景撮影をし、この日の取材を完了としました。
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