ループな道♪

榎実大橋(えのみおおはし)
−愛媛県四国中央市−
訪問：2011 ⁄ 01 ⁄ 03
文書作成：2019 ⁄ 10 ⁄ 05 (最終更新：2023 ⁄ 07 ⁄ 29)

◆概要◆

四国中央市内、川之江地区と
新宮地区を結ぶルート上にあるループ。
峠部分は堀切トンネル(1260m)で貫きます。



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◆レポート◆

■家族旅行に訪問組み込み

今回紹介する「榎実大橋」は愛媛県にありますが、家族で香川旅行へ行った際に足を延ばすことで訪問することができました。

前年に筆者の単身赴任解消したとこともあり、正月休みに家族旅行をすることにしました。行先検討の結果「讃岐うどんを現地で食べよう」となり、香川〜岡山へのルートを組むことにしました。

四国にわたる機会はめったにないため、どこか寄れないかと地図を広げました。過去のループ情報と照合した結果、最初に挙がったのが愛媛県新居浜市の鹿森ダム近くのループ(青龍橋)でした。

しかし(うどんを食べる予定の)丸亀市より片道70km超と遠すぎるため、より近く(約45km)にある「榎実大橋」を選択し、家族に無理言ってルートに組み入れました。


(1)ループ名は
えのみおおはし
(2)ループ旧道は
結構な勾配
(3)ループ奥に見える
高知自動車道

■ループ到着し急ぎ足で観察

丸亀で待望のうどんを食し、約1時間のドライブを経て榎実大橋に到着します。この時点で15時半になっており、日が短い季節だけに撮影を早く終える必要があります。家族が気分転換の散歩を楽しんでいる間、ループ周辺の撮影を行います。

名称は銘板より、「榎実大橋／えのみおおはし」だと確認できました。回転角度は約270度(3/4周)で、完成年は平成16年9月。

中心は小高い山になっていて、残念ながらループ全体が見渡せません(当時は“飛び道具”も無し)。全景写真は割り切るしかありません。

ループの脇に旧道が残ってます。路面は荒れていると思ってたら意外と綺麗で、通行も可能でした。ただ道幅が狭く勾配も大きかったことから、ループ完成前は運転に苦労されてたものと思います。


(4)ループ全景撮影するも
山で奥の路面が隠れる
(5)ループを走行
橋上までぐるり

■ループを越えた先には

画像(3)でループの奥に見えている橋梁は、香川と高知を結んでいる高知自動車道です。その高知自動車道に寄り添うように、榎実大橋を有する県道5号(川之江大豊線)も愛媛と高知をつないでいます。

榎実大橋で高度を上げた県道は、「堀切トンネル」という1260mの長いトンネルで山を越え、徳島へ流れ出る吉野川の上流部へ達します。

吉野川流域に出たという事で徳島県に入った気がしますが、実は愛媛県四国中央市から抜けていないとのこと。高知県へ行くには、まだ山を越えなければならないようだ。

今回は家族旅行の“ついで”という立場なので、家族を待たしてはいけない。早く車に戻り、高知とは逆方向へ車を走らせ、宿泊地へ向かいました。



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