ループな道♪

筑後陸橋(ちくごりくきょう)
−福岡県筑後市−
訪問:2004 ⁄ 08 ⁄ 08
文書作成:2020 ⁄ 06 ⁄ 20 (最終更新:2023 ⁄ 07 ⁄ 29)


◆概要◆

JR鹿児島本線を越える跨線橋。
橋の両端がループになっています。
現在は上を九州新幹線が跨いでいます。




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◆レポート◆

■ループ全景撮影の拘り

今回紹介する「筑後陸橋」については、冒頭より“全景撮影”について触れていきます。筑後陸橋の全景撮影において、何があったのだろうか。

当コーナーではトップページにも記している通り、ループの全景撮影を「売り」のひとつとしています。特にご覧になった方が“道路が弧を描いている”ことを実感頂けるよう、撮影の構図や場所、方法の工夫をしています。

過去訪問したループについては撮影のノウハウが足りなかったこともあり、機会を伺いつつ再撮影を行おうと目論んでいます。ただ遠方の案件が多く、なかなか機会が巡って来ません。

今回の「筑後陸橋」もその類となるのですが、“念願叶っての再訪レポート”ではありません。再撮影出来ていないのに何故レポートとなったのかについて説明します。



鹿児島本線跨ぐ
筑後陸橋

歩行者用跨線橋を
全景撮影に使用も

歩行者用橋より
羽犬塚駅を望む

■歩行者用跨線橋に助けられる

訪問したのは2004年8月で、帰省途上の立寄りとなります。この日は本ループを皮切りに「春出ループ」「実山ループ」の計3ループを訪問していますが、そのいずれも“全景の再撮影候補”となっています。

前泊した筑紫野市から南下し、JR羽犬塚駅そばにある本陸橋へ到着。そのまま陸橋へ進み、撮影場所確認を行います。そこで判明した致命的なものが、“陸橋が歩行者通行止め”ということ。橋上からの全景撮影を想定してたので、これはイタイ!

更に周辺観察すると、筑後陸橋の傍に歩行者用の跨線橋があるのに気付きます。ただ筑後陸橋と高さがほぼ同じであることから、ループをほぼ真横から見ることになり、全景撮影には厳しい条件となります。

とは言え貴重な訪問機会でもあったことから、その跨線橋からの全景撮影でやむなしとしました。この経緯より、本ループも再訪問候補に挙げていました。

近年たまたま同地をGoogleストリートビューで確認を行っていたところ、当時なかった「あるもの」が完成されていたことに気付かされました。それは…



ループ全景
今後撮り直し困難と判断

ループを走行
訪問エビデンス

■上空を制され歩行者用跨線橋は…

「九州新幹線」となります。高架線でJR鹿児島本線と並走し、筑後陸橋も跨いでいます。ちなみに訪問した2004年当時は、新幹線工事を行っている様子もありませんでした。

更に訪問時に利用した歩行者用跨線橋ですが、残念ながら撤去されていることをストリートビューで確認してます。この状況では、個人レベルでの再撮影は困難と考えるしかありません。よって、今回の紹介となりました。

最後にループについて触れておきます。国道442号(訪問当時…現在は県道)にあるJR鹿児島本線を跨ぐ跨線橋の両側に、回転角約270度(3/4回転)の弧を描くループが設けられてます。2車線で、本文中段で記した通り歩行者通行禁止となってます。



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