ループな道♪

ループ番外編３
−京都山城の小交差点、高見大橋−
文書作成：2022 ⁄ 06 ⁄ 26 (最終更新：2023 ⁄ 07 ⁄ 29)

◆「番外編」概要◆

「ループな道♪」ではレポート対象ループの
選定基準を一応設けています(topページ参照)。
当然ながら基準に合わない案件もありますが、
その中から筆者お気に入りのものを紹介します。
規格外案件にこそ、美味・珍味が有るはず。

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◆レポート◆

京都山城の小交差点
−京都府城陽市−
訪問：2013 ⁄ 05 ⁄ 01



■興味ある経緯

この場所をループとして挙げるのは、正直なところ違和感を覚えます。ですが現地で確認すると、興味のある経緯で現在の状態になったことが判明したので、番外編として紹介することにしました。

京都府南側を流れる木津川を、国道307号が「山城大橋」で横切ります。橋の東詰で国道24号と交差した先に、今回紹介する“小交差点”があります。上掲の地図では一見ループらしく見えませんが、現地では薄いピンク部分がループのように見えます。

そうなった“興味ある経緯”ですが、結論は「国道のルート変更」と思われます。画像表示を次へ進めていくと、推測した内容を地図で確認できます。

現地の確認しましょう。昔は国道北側で接した小道が、今は現国道を潜り南側へ迂回し接します。現在は現国道を潜る手前に立っています。ここから小道に沿って、徒歩でループ部分を辿ります。

分岐のうち右手は進入禁止であり、左手へ進み国道を潜ります。潜った先がすぐループ部分となり、カーブを描きながら旧国道路面と合流・分離し、現国道へ突き当たります。合流・分離地点では旧国道側に車止めが設置され、結果的に小道がループ状に見えます。

徒歩散策の後は、このコーナー恒例の“走行写真撮影”を行い〆としました。


ループ全景
もう一捻りあれば…
徒歩の後は
車の走行で〆
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高見大橋(たかみおおはし)
−三重県松阪市−
訪問：2022 ⁄ 01 ⁄ 03



■別の橋に浮気心？

紀伊半島の山中、和歌山市と伊勢市を結ぶラインのやや伊勢寄りに、今回紹介する「高見大橋」あります。奈良と三重の県境にある「高見トンネル」を、三重県側へ抜けた先に位置します。

トンネルを過ぎた先にある「木梶大橋」の手前に駐車場があり、そこに車を停めて高見大橋へ徒歩で向かうことにしました。

余談ですが「木梶大橋」はループではないもののヘアピンを描く橋となっていて、空中へ飛び出しそうなスリル感・爽快感のある走りを楽しめるという、個人的にお気に入りの橋となってます。

木梶大橋に心奪われそうになりつつ、「高見大橋」へ向けて国道を下っていきます。程なく目の前にヘアピンが現れ、その先が現在地(高見大橋)の下に潜り込むのが見えます。目的地到着です。

道は高見大橋の下を潜りますが、残念ながら回転角度が基準の270度に届かず、無念の“番外編扱い”としました。

全景撮影に「飛び道具」も持参しましたが、周辺状況を考慮し使用断念しています。ループ奥(平野橋という橋がある)からの広角撮影で、枯れ草に邪魔されつつ撮影を終えることができました。この後に車へ戻り、走行写真撮影を行い現地を後にしました。


ループ全景
枯れ草たちが邪魔
ループを走行
助手席より撮影



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