□□ スナップ写真館 □□
★ 気になる風景 No.095 ★
歩道を歩いてたはず
今回の風景写真はこちら。
《掲載場所》滋賀県大津市
《撮影年月》2023年8月
久しぶりに歩いた大津県庁そばの道。「歩道を歩いてたはずなのに…」とは、どんな道だったのかご覧ください。
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この日は大津駅周辺で要件があり、それが終わり滋賀県庁近くの県道を大津駅方面へ歩いてました。
歩道は画像の通り比較的道幅があり、点字ブロックを備えた立派なものです。
県庁(背後の建物)を過ぎた辺りで、白矢印部分に気になるものがありました。
それは、柵に取り付けられた掲示物です。
その掲示物には、
自動車
も
通ります
と書いてありました。
えっ、この歩道を?
車道は柵の外にあり、歩道を歩いている私はプチパニック(笑)。
少し落ち着いて、辺りを観察します。
ちょうどその場所で、車道の反対側より狭い脇道が歩道へ合流しています。
(画像のグレー矢印)。
なお、白矢印が先程の掲示物にあたります。
Google mapの航空写真では、脇道奥に車が駐車していました。その車がここに出てくるのでしょう。
ならば、歩道を横切り車道へ出ればいいだけじゃんって思いますよね。
道を観察すると歩道・車道間に1m弱の段差があって、それは無理なようです。
では「なぜ段差が」になるのですが…
実はこの歩道が「
暗渠
になっていて、下を『
吾妻川
』が流れています。増水時配慮等で、段差をつけざるを得なかった感じです。
更に駅方面へ歩き振り返ります。歩道脇に見える車も、出動時には歩道を通るのでしょう。
ここにも「自動車も通ります」標識があります。
んっ?
なぜ自動車が通ることを、歩道の途中まで気づかなかったのだろう?
確認に、Googleストリートビュー画像を拝借します。
歩道へ上がる階段の足元に、自動車も通る旨の記載があったとは気づきませんでした。
歩道歩くのに、車も足元も注意しする必要があるということですね…
〈了〉
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