★ 江島大橋(島根県・鳥取県) ★
−道草的な道の話−
文面作成:2020 ⁄ 05 ⁄ 01
(最終更新:2020 ⁄ 05 ⁄ 01)
「道草的な道の話」について
テーマとして掲げるような話題ではないものの、
道に関して筆者が興味を持った話
を掲載。
他のテーマより“更に軽い内容”(笑)としているため、道草を食うような気持ちで閲覧いただけるとありがたい。
「江島大橋」の場所
レポートリスト
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■『圧縮効果』というキーワード
このレポートを記している2020年前半は「新型コロナウイルス(COVID-19)」影響による緊急事態宣言が行われ、「外出自粛」「STAY HOME」が求められていたのは周知のとおりである。最終的には国民の協力を得て適切に実施されるのだが、宣言当初は「まだ外出者が散見される」という報道が見られた。
報道では街中を歩く多くの人々を撮影しているのだが、ネット上では
撮影時の『圧縮効果』
による誇大表現ではないかという意見も見られた。
正直言うと筆者は『圧縮効果』の正しい意味を理解できてなかったので、Google先生に教えてもらうことにした。その検索結果にて、
最初に表示された画像はあの「ベタ踏み坂」であった
。やっぱり…
『圧縮効果』についてはwiki先生のページで勉強してもらうとして、筆者が理解したイメージは上記画像の表示2枚目の通りである(遠近感の違いによるもの)。筆者はこの効果について、
2015年に現地で実体験しる
。今回はその時のレポートである。
■江島大橋での実体験
2015年8月12日に、我が家は家族旅行で鳥取を目指した。行先には、ダイハツのCMにて話題となった
“ベタ踏み坂”こと「江島大橋」
も含んでいた。ただその時は、単に写真撮影しか頭になかった。
蒜山を堪能した筆者家一行は米子道で米子市へ至り、そこから中海に架かる江島大橋を目指したのであった。
さすが話題の地だけあって、橋の西端より少し離れたところに駐車場が設けられていた。そこに車を停め、天気がすっきりとしない中ではあるが、皆で意気揚々と江島大橋を目指して歩いたのだった。
そして橋に一番近い交差点より橋を撮影するのだが、
思ってたような「ベタ踏み」感が出ている画像になっていない
。そう、この時は『圧縮効果』が頭に入っていなかったのだ。
「ベタ踏み坂ってこんなものだったっけ?」と思いつつ、撮影機材の差かもとしれないと自分を納得させ駐車場へ戻ることに。去り際に写真をと思い、コンデジの望遠にて撮影したのが左の画像である。
よく見かけるベタ踏み坂画像ほどではないが、
先の画像より「ベタ踏み」感が出ているように感じた
。この日は後の予定もあったので、この画像撮影で納得として次の目的地へ向かったのだった。
■より良いポジションは
さて、『圧縮効果』を頭に入れて上記体験を確認してみたい。撮影の
1回目と2回目の大きな違いは「撮影場所」
である。1回目が橋の間近から、2回目が少し離れた位置からであり、左の地図の通りである。
2回目よりもっと離れれば、より「ベタ踏み」感が出せる
のかもしれない。しかし地図の通り、2回目の場所より
バックしようにも海がある
ため困難である。
ただ、よく見る「ベタ踏み坂」画像(例として現地看板に掲載したもの)をよく確認すると、
撮影地と坂の間に海面が写っている
のがわかる。つまり橋から見て、海を挟んだ先から撮影しているということだ。
では、地図をより広域のものに切り替え(上記画像の切替にて地図参照可)、1回目および2回目の場所の延長線上を確認すると…江島の隣にある
大根島から撮影ができそうだ
。
2015年訪問時は、上記に気付かず残念ながら大根島へ向かってない。そのため、Googleストリートビューの力を借りることにした。撮影想定場所より海越しに江島を見ると、
小さく写った橋を確認できる
。
ストリートビューでは小さく写る画像も、拡大率の大きい望遠レンズを含む適切な機材と腕があれば、
ここからイメージ通りの画像が撮影できると思われる
。そういう事前学習も必要だと、個人的に改めて感じた一件であった。
■次の楽しみへ
今回は『圧縮効果』という言葉と、実体験を紐付け学習できたので個人的に良しとした。コロナ騒ぎが収まった先に、再訪できる機会もあるだろう。その時までに、腕と機材を磨いておこう(笑)。
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