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■きみのメロディロード
2020年 3月15日訪問
この年は新型コロナウイルス禍より、国中で外出抑制が求められた。理解しつつもストレス発散も必要と筆者宅で議論し、この日は密集リスクが少ない“釣り”へ行くこととした。
向かったのは、和歌山県海南市の和歌山マリーナシティ。家族は釣り好きだがそうではない筆者は別行動を目論み、家族をマリナーシティーで降ろした後に、単独で20キロ程離れた紀美野町にある「きみのメロディロード」へ向かったのだった。10年半ぶりの、メロディロード探訪である。
奏でる曲は、
坂本 九さんの「見上げてごらん夜の星を」である。近隣に天文台があるほどの、星空のきれいさが自慢の場所であることからの選曲だろう。星空の如く、美しく奏でたいものだ。
カメラをセットし、車をメロディーロードに乗り入れて“演奏”動画を撮影開始。ところが
残念なことに、走行環境が悪かった。路面は一部で劣化より穴が開き、前日に降った雨水が溜まっている。タイヤが奏でる音楽を、
段差通過時や水はね時の音が容赦なく襲う。音痴か上手いかのレベルではなく、
メロディが断片的にしか聞こえないのだ。これは困った。
数少ない訪問機会ということもあり、意地になり条件を変えながら同区間を7往復した。最終的に行ったのが、
ウインドウを開けてメロディを含む外の音を多く取り込む工夫。ノイズも多く入るが、動画編集時に
音声フィルター機能でメロディ部分を強調できるのではと考えたのだ。実際に編集を行ったのが、下部で公開している動画である。
本メロディロードは本州発設置とのことで、設置年月は2007年3月。
13年も経つと路面の劣化は避けられないのだろう。何とか演奏できる状況のうちに、同地を訪問できてよかったと思う。その一方、他のメロディロードの生末も案じてしまう。
■動画(走行)
(YouTube 動画ファイル容量:約13.6MB)