みちびき
★ きみのメロディロード(和歌山県) ★
−メロディロード−
文面作成:2020 ⁄ 04 ⁄ 18
(最終更新:2020 ⁄ 04 ⁄ 18)


「メロディロード」について

走行車両のロードノイズを、路面に多数の溝を刻むことでメロディ化させた道が「メロディロード」。当ページでは、各地のメロディロードを実走動画を織り交ぜ紹介する。

容易に思われる記録だが、若干の速度変動が“演奏”に影響してしまうという難しい面がある。“音痴に聞こえる部分”はご容赦頂けると幸いである。


「きみのメロディロード」の場所


レポートリスト

 
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■きみのメロディロード

2020年 3月15日訪問
この年は新型コロナウイルス禍より、国中で外出抑制が求められた。理解しつつもストレス発散も必要と筆者宅で議論し、この日は密集リスクが少ない“釣り”へ行くこととした。

向かったのは、和歌山県海南市の和歌山マリーナシティ。家族は釣り好きだがそうではない筆者は別行動を目論み、家族をマリナーシティーで降ろした後に、単独で20キロ程離れた紀美野町にある「きみのメロディロード」へ向かったのだった。10年半ぶりの、メロディロード探訪である。


奏でる曲は、坂本 九さんの「見上げてごらん夜の星を」である。近隣に天文台があるほどの、星空のきれいさが自慢の場所であることからの選曲だろう。星空の如く、美しく奏でたいものだ。

カメラをセットし、車をメロディーロードに乗り入れて“演奏”動画を撮影開始。ところが残念なことに、走行環境が悪かった。路面は一部で劣化より穴が開き、前日に降った雨水が溜まっている。タイヤが奏でる音楽を、段差通過時や水はね時の音が容赦なく襲う。音痴か上手いかのレベルではなく、メロディが断片的にしか聞こえないのだ。これは困った。

数少ない訪問機会ということもあり、意地になり条件を変えながら同区間を7往復した。最終的に行ったのが、ウインドウを開けてメロディを含む外の音を多く取り込む工夫。ノイズも多く入るが、動画編集時に音声フィルター機能でメロディ部分を強調できるのではと考えたのだ。実際に編集を行ったのが、下部で公開している動画である。

本メロディロードは本州発設置とのことで、設置年月は2007年3月。13年も経つと路面の劣化は避けられないのだろう。何とか演奏できる状況のうちに、同地を訪問できてよかったと思う。その一方、他のメロディロードの生末も案じてしまう。

■動画(走行)

 (YouTube 動画ファイル容量:約13.6MB)



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