みちびき
★ 国道130号(東京都) ★
−国道「2位」探訪(短い道)−
文面作成:2018 ⁄ 03 ⁄ 18
(最終更新:2019 ⁄ 01 ⁄ 20)


国道の「短い道、第2位」探訪

「道」系サイトでよく見かける「1番●●な国道」。当サイトでも過去に同様ネタを扱っていたが、他サイトと少しだけ違ったことをすべく、「2番目(2位)を紹介」としたのが本コーナー。

今回紹介するのは、「2番目に(総延長距離が)短い国道」。栄えある第2位の座に輝いたのは、東京都内を走る「国道130号」である


「国道130号」の場所



レポートリスト

 
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■先立って1位と3位&4位紹介

国道130号の話に先立ち、短距離国道の「1位」と「3位」「4位」について、ここで簡単に触れておこう。なお、この4路線のみ全長が1000m(1km)以下となっている。

【1位】
兵庫県神戸市内の国道174号で、総延長が約200m。三ノ宮駅近くの国道2号と神戸税関の1区間を結ぶ。

【3位】
福岡県北九州市内の国道198号で、総延長が約600m。門司港駅や門司港レトロのそばを走る。

【4位】
京都府舞鶴市内の国道177号で、総延長が約700m。西舞鶴の港と国道27号を結ぶ。


■国道130号(東京都港区)

そして、今回の主役になる東京都港区にある国道130号。総延長は約500m。第一京浜道路(国道15号)の芝四丁目交差点より、港へ向けて東へ向かうほぼ直線の道である。

短い国道が設けられた目的が都市間主要道路と主要港湾(税関)の接続であり、国道130号の東端には今も東京税関がある。関門国道トンネル(780m)より総延長が短い、この国道を今回紹介する。


■東京税関付近より歩く

国道130号の全体地図(国土地理院の電子地形図を参照)は掲載のとおり。新交通システム「ゆりかもめ」路線近くから西進し芝浦運河を橋で渡り、JR線ガードをくぐって芝四丁目を目指す。

スタート始点には先に記した東京税関があり、今回の訪問はそこを起点にして西へ歩を進めることにする。


東京税関付近〔地図上(A)〕より、新交通システム“ゆりかもめ”ガードを臨む。ここを今回のスタート地点とする。ただ地図上、ここから首都高下まで国道指定ではないようだ。

さて、歩き出そう。このガードの先、首都高くぐれば国道130号がスタートする。500mの「旅」の始まりだ。


国道は程なく、橋で芝浦運河を渡る〔地図上(B)〕。道路幅は片側2車線で、地方では広いほうだが23区内であることを考えると標準か逆に狭いようにも思えて不思議だ。

道は先に記した通り“ほぼ直線”のため、早くもこの時点でゴール近くにあるJRガードが視野に入ってくる


運河を渡り、芝浦一丁目交差点付近〔地図上(C)〕まで到達。そこから改めてJRガードを見ると、その奥に冒頭の芝四丁目交差点〔地図上(D)〕が見え、「旅」も終わりを迎える。

ただただ直線の、国道標識も見当たらなかった「お散歩」。道に興味ないとモチベーション上がらないだろうと感じた500mだった。



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