みちびき
★ 呼鳥岩を潜れた頃(福井県) ★
−道 Before ⁄ After−
文面作成:2019 ⁄ 06 ⁄ 15
(最終更新:2019 ⁄ 06 ⁄ 15)


「道 Before ⁄ After」について

ここでは、新道開通等のイベントによる道たちの変化具合を画像比較通じレポートしたものである。
発展や衰退など、彼らがどう変わっていったのかを目に留めて欲しい。


「呼鳥岩」の場所



レポートリスト

 
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■越前海岸の観光スポット

今更説明の必要はないと思われる、全国区の著名な観光地「越前海岸」。美しい日本海を眺めながら海岸沿いの国道を快適にドライブでき、特に冬から春先は「越前ガニ」を求める人々で沿岸の街々は賑わう。

越前海岸は海際まで山が迫り、急斜面の麓を道路が通るところも多い。当然落石のリスクも高く、記憶に残るところでは1989年の玉川岩盤崩落(通行中のマイクロバスを巨岩が直撃し乗客が全員亡くなった)という痛ましい事故も起きている。一方で岩々は我々に自然美を見せてくれ、そのうちのひとつが今回触れる『呼鳥門(こちょうもん)』である。


呼鳥門へは近くのレストラン駐車場に車を預け、海岸沿いの遊歩道を100m少し歩き向かう。国道はレストラン駐車場傍より呼鳥門への遊歩道に別れを告げ、2002年に開通した「呼鳥門トンネル」を通り敦賀市を目指す。

この遊歩道が、呼鳥門トンネルが開通するまでは国道として使用されたことを記憶されている方も多いだろう。筆者も昔に何回か通り、呼鳥門と国道をデジカメで撮影している。このページでは国道時代の画像と現在のものとを、Berore ⁄ Afterの形で掲載し変化を感じることにした。


■呼鳥門の下を国道が潜っていた頃

まずは「Before」を掲載。手元の一番古い画像が1998年のもので、当時のデジカメの性能上、画質がイマイチなのはご容赦頂きたい。併せて翌年にデジカメを買い替え、改めて撮影したものも掲載(切替後)した。

呼鳥門をくぐる形で車道(国道)が通り、車道だけに当たり前だが車も走っている。画像では判り難いが、呼鳥門真下には落石回避のためトンネル状の覆いが設けられていた。下記でも触れるが、呼鳥門でも落石のリスクが想定されていたと思われる。


■国道ルート変更で遊歩道化

前述の玉川岩盤崩落発生もそうだが、風化等により岩盤に亀裂が入ることで崩壊に至ることは想定され、呼鳥門も例外とはならないだろう。実際、呼鳥門の状況はどうなのか。 画像は2011年に撮影したものだが、呼鳥門に痛々しい“亀裂”が入っており、崩壊しないかと心配してしまう。同じ個所を1999年の画像にて比べてみると、見辛いが当時も既にひびが入ってたように見える。

道路を跨ぐ岩の崩落となると落石防止覆いでは歯が立たないと思われ、国道のルート変更が必要だと誰もが感じるところだろう。そうして前述通り2002年に呼鳥門トンネルが開通している。歩行で呼鳥門へ向かえるが、安全面の考慮だろう、岩の真下は立入禁止となっている。


■ここにもBefore ⁄ After?

ここからは、車を預けたレストラン「岬茶屋・花のゆめ」というお店の話になる。筆者もドライブ時に必ずと言っていいほど愛用しており、特に個性的なトイレ(個室)はお気に入りであった(左画像表示し次画像へ)。

最近はここを訪れる機会も無くなってしまったが(ループ「栃尾平橋」訪問後に立ち寄りを考えたが時間切れで断念)、ネットこのトイレが無くなってしまったとの口コミ記載があった。実際にこの目で確認できていないが、事実であれば個人的に残念である。新しいトイレは一般的なものになるのだろうか。機会があれば、こちらも“Before ⁄ After”として追記できたらと思う(笑)。




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